カタルシス
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ええーッ トニーとケリーが急遽欠席?!(18時現在・友人からの速報)
うそぉん(号泣) アンディそっちのけ(おい)
でもせっかくなので行って来ます そこそこお金かけたし 仕事頑張って片したし
アンディの名高いサービス精神に賭けるヨ… 頼むぞ華仔
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えー そんなわけで行って参りました 『インファナル・アフェア3』スーパープレミア in 新宿ミラノ座
先に現地で待っている友人から連絡があった通り 各所入口に張り紙がされていて「出演予定だったトニー・レオンとケリー・チャンの2人はスケジュールの都合上本日出演できなくなりました」云々と書かれてありました
確かにチケットには「出演者及びプログラム等の内容は変更する場合があります」と但し書きがあるので 文句は言えない立場なんですが 私以上にトニーを楽しみにしていた友人は 「…チケット定価で買ってたらパスしてるところだよ(苦笑)」という落胆振り そもそもネットオークションに参加してまでチケット取ろうと思ったのは彼女の熱意にほだされたからだったわけで…
今日はこれのために仕事休んで万全を期していた友人にしてみたら アンディが来ようが一足先に映画が見れようが トニーがいなきゃ全て無意味なもんなんでしょう
私も結構ヘコたれてたんですが そんな友人の様子を見てしまっては落ち込んでみたところで2人沈みっぱなしでしょーもない状態になってしまうので 仕方ないとスパッと諦めて他の状況を楽しむことにしました トニーにフラれたことも いっそ笑い話にしたらいい
入口を抜けたら来場記念の小箱を渡されました 何これ?と思って見てみたら 本日限定グッズのアラーム時計でした(笑) しかもベタなデザインで「誰が使うんじゃい!(大笑)」といった代物 ←写真日記参照☆ プレミアって面白いな! …これネットで売りさばけるかしら?(お前本当にファンなのか?!)
我々の席は29列ある中の28列目 ごっつ後ろです すぐ横ちょが照明さんとPAさんでした 入場してくるアンディをスポットするためのライトが ドーンと据えてありました …スタッフと共に溶け込む座席かな お粗末
ほどなくして進行役のエリカワクロ登場 …あ!『この映画がすごい!』でコーナー持ってる人だ 知ってる雑誌の記事書いてる人だと思うと何やら新鮮な気分です その彼女がゲストの準備が整うまでの間つなぎをしていたのですが あんまり話が上手とは言えませんでした ところどころに引っかかる物言いをしていて「何だかな…」と思って聞いていて ちょっと勘に障ったのが
「今日は本当にごめんなさい!トニー・レオンさんとケリー・チャンさんがどうしても来られなくなってしましました〜」のあとに意気揚々とつづけた 「〜明日はトニー・レオンさんも出席できるとのことで〜」という発言
…それ ここで言う必要はないのでは? しかもそんな明るく楽しそうに(黙)
明日のプレミアってのは 出来たばかりの東京プリンスで行われる ちょっとフォーマルなやつで 出席するには招待券持参でドレスコードをクリアしなくちゃいけないんですよ いいよ?もう招待券GETしてる人は でも 今ここにいる人の中で明日も行くよって人は極少数だと思うんだよねー 今更招待券なんてどっから入手するというのか 聞くだけ悔しいじゃないさっ まぁ 既に券を持ってる人(主にトニーファン)のキャンセルを防ぐ効果くらいはあったんですかね? とにかく「ごめんなさい」には反応しなかった来場客が「明日は来る」の一言にどよめいてましたからね それも明らかに「嬉しい」って反応じゃなかったのが若干笑えます
みんな思うことは一緒ってね(苦笑) 同じこと言うにしても もうちょっと残念そうな雰囲気で喋っとけっつの(^^;)
そんな間つなぎにそろそろ嫌気がさした頃 お待ちかねのゲストコーナーと相成りまして 舞台からではなく 会場前方のドアから姿を現したアンディさんに 前の方の席にいたお客さんは興奮の坩堝
それを遠目に眺めている後方席の我々…
うん 解ってましたけどね こんな後ろには何も起こらないと でも 前の席の人は前ってだけで充分ラッキーなんだから そこまで幸運を重ねてやらなくても… とささくれたことを考えてしまう私を どうか許して欲しいわ だって遠いんですもの!(笑)
持参したオペラグラスで覗いても表情が解るか解らないかくらいの距離でした アンディ以外のゲスト 監督のアンドリュー・ラウほか2名さまは 普通に舞台の裾からお出ましになりまして ステージ上で4人横並びになってスタンバイOKです 通訳は男性の方が2人ついてました インタビューには全て広東語で答える面々でしたが クロさんが不意に英語で話しかけても アンディはちゃんと英語で返答していて ちょっとカッコイイと思った
そのアンディさんですが ファンの皆さんには「華仔(わぁちゃい)」と呼ばれていることを知っていたので このときも半狂乱になって「華仔!華仔!」騒いでいる人たちには驚きませんでした しかし!実際見るまでは「華仔」=アンディちゃん っつー可愛らしい愛称でエエんか?と思っていた自分 実物アンディを目の当たりにして納得がいきました
か わ い い で す
トニーは「可愛い」で間違いない でもアンディには「タイトでスマートなカッコ良さ」をイメージしていた自分の浅はかさを思い知りました あのオッサン 確かに可愛いキャラですよ (オッサン言うな)
動きとか 仕草とか 表情とか アンディのくせにいちいちキュートで意外でしたよ〜 もっと堂々とピシッとしてるもんだと思ってました あんな風にはにかみ笑顔でコソコソ動く印象がなかった… いや してやられました
でも そんなことじゃトニー不在の穴は埋まらないのだ 騙されないぞコンチキショー!(^^;)
最後に少しだけ写真撮影のための時間がありまして これもやっぱり前の方の人たちにしか得られない特権なので 後方部隊の我々は 撮影のために微妙なポーズを保っているゲストの皆さんを肘アゴついて眺めているだけに終りました
もしノーマンが何かのプレミアで来日することがあったら 3万でもなんでも金積んで最前列とかGETしなきゃダメだなぁ カメラも望遠いいの買っとかないと…
はっ!
いけない いけない 今はトニーを想っていなくては
その後 映画の上映があって エンドロールの暗転と共にイベント終了です 幕が閉じると同時に会場から拍手の波 私も自然に手ぇ叩いてました よくできた映画だったよー すごいよシナリオライター!見事だよ脚本家! ざまぁ見ろハリウッド!くらいのモノだったと思いました
まぁ 実際ざまぁ見た結果がリメイクなわけなんだけっどもね…
まさか3連作全部はやらないよなぁ?やっぱり1だけかな どのみち主演がディカプリオとマッド・デイモンで監督はスコセッシだってんだから 萎えな感じは否めませんが(苦笑)
とりあえず今まで我慢して1も2も買わずにいましたが やっと3部作揃い踏みになるのでBOX販売を期待していようと思います 今度は買うぞー!おおー!
『運命の焔』1919年/スウェーデン -----------------------------------------
『インファナルアフェア3/終極無間』鑑賞 これがまた良くできていて感心
『1』ほど感情に訴える内容じゃありませんでしたが 組み立てやエピソードの絡まり方がしっかり練られていて見応えありました 現在と過去が前後して初めちょっと戸惑いましたが この混濁加減ものちのち効果を現す伏線になっていて「おお…」と思ったわけですよ
『1』は叙情詩を 『2』では起源を 『3』で叙事詩を それぞれ描いていた感じ
ただちょっと時間が足りなかったのか 終始忙しないペースで話が展開していたのが残念でした 複雑で深みのある人間関係に移入する間がなかったです 常に淡々としていてロジック重視な印象を受けました
それでもシリーズ完結編として充分まとまっていたと思います まぁ もうちょっと余韻に浸れたら尚良かったと思うんですけどね〜(苦笑)
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