カタルシス
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2005年01月16日(日)  危険な遊び 

『パーティ★モンスター』鑑賞
マコーレー・カルキン復活?の作品 ホームアローンシリーズのあの名子役だった彼です

90年代のアメリカで世間を騒がせたクラブキッズ達の 等身大の姿を赤裸々に描いた話題作! みたいな前フリで劇場公開してました 実在の人物マイケル・アリグを主人公にした小説が原作らしく 最初と最後にその作家役の人が我がもの顔で仔細を喋りたおしてました それがセス・グリーンだったんですが 地味なのにシャープで整った顔の人で 劇中クラブキッズのカリスマを艶かしく演じていました 夜毎のパーティではクレイジーなメイクと格好で いっそ気持ち悪いくらいなんですが 日常を過ごす姿は中世的なゲイという設定を意識しつつ 常識の範疇で見られるいでたちをしてまして そのときのスッピン顔のアップが非常に綺麗でした
睫毛は何かしてたのかな?でも顎ラインがスッとしってて 鼻筋も彫り深な両眸もバランスよく配置されてて カルキン君の何倍も美人さんでした

出演作を調べてみても大したものには出ておらず 聞いたことあったのは『オースティン・パワーズ』シリーズと『ミニミニ大作戦』だけ
見事に自分の見てない系 というか 見そうにない系(苦笑)

カルキン君の相手役にクロエ・セヴィニー こないだブシェミの映画で見たばかりでしたが縦にも横にもお育ちでした 別に太ってるってんじゃないけど スタートが超薄型だったもんで 肉々しくなって来たなぁとは思いました(女の子なんだから当たり前だろ!)

ストーリーはカルキン君演じるマイケルが 田舎町から都会に出てきて クラブのウエイターからのし上がりクラブシーンのカリスマへと変貌していく話 そんでもってお約束的に転落していく話

彼の企画するクレイジーなパーティが若者たちに指示されて 社会現象にまでなっていく
派手なコスチュームに馬鹿げたメイク パーティに集っては酒・ドラッグ・セックスに溺れていく若者たちを 人々は『クラブキッズ』と呼称し 逃避願望者の憧れ的存在になっていた その渦の中心で自ら快楽の深みにハマっていくマイケルと 限度を越えた彼の所業に眉をひそめるパートナーのジェイムズ

彼らの目指したものはなんだったのか そして行き着く先はどこなのか


自伝的な展開になってますが 所詮ドラッグムービーです 見るのちょっと疲れました 実は苦手なんですドラッグ・ムービー(苦笑)

有名どころでいえば『トレイン・スポッティング』?
ユアンが出ていようが ロバカーが出ていようが ジョニー・リー・ミラーがまだ可愛い時期だろうが どんなに世間の評価が高かろうが ドラッグ・ムービーは理解できません 私には解らん

見ても ただ「見た」だけの感慨しか残りませんから
何だか時間が勿体無かったな とか思っちゃいますから

『ラスベガスをやっつけろ!』もジョニデやデル・トロが出ているにも関わらず 眠気に負けて未だ見途中です(デコ広ロン毛のトビー・マグワイヤが出てきたのはちょっと笑ったけど)

まぁちょっとカルキン君本人の身の上と似通った部分があるのが解っていると 感じるものがあるかも知れません 彼も絶頂期と転落を経験してますからね(苦笑)

そんな訳で今回の見どころは カルキン君の"復活"だったってトコと セス・グリーンの妖艶さ! でしょうかね〜?(^^;)

セス・グリーン素に戻ると普通の男性でした あの艶っぽさは演技だったのか?!
(映画見てるときは"本物"だと思ってた)

 

『危険な遊び』1993年/アメリカ

 


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