カタルシス
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2005年01月05日(水)  翼破れて 

今日から事始です ああ のしかかる現実… (ただ かったるいだけ)

今日までお休みの取引先も多かったので さすがに今日は大した仕事がなく 定時に出られそうだったのですが 実は今年から業務時間が30分後ろにズレ込みまして

9:00〜17:30が 9:30〜18:00に変ったわけなんですな

この30分は結構大きいものでして 普段ライブだ何だって時計見ながら走り回っている私的には 帰りの定時が17:30というのはかなり重宝していたのですよ しかも事務所移転してから足便が悪くて どこへ行くにも以前より時間がかかってしまう その上定時を30分後ろに延ばされたとなると 遊び人としてはなかなか切実です

早速今日 表参道でとある方々のライブがあったのですが 出番が未定と言われてまして 新年初のお祭イベントのようでその場でクジ引いて出順を決めるんだとか 万一1番手になっちゃうと出番は18:15頃

確実に間に合わないと分かっていたら初めから行かずに真っ直ぐ自宅に帰れるんですが クジを引くまで順番が分からないので とにかく定時で職場を飛び出しました

今日のアーティストは「大和田哲洋」 個人じゃないですよ 一応バンドです 何者なのかというと 一昨年惜しまれつつ活動休止に入ったAnalog Machineの ベースとドラムを担当していた大和田兄弟 ヴォーカルの哲平さん そして助っ人メンバーにキーボード多田三洋さん 全員の名前を混ぜ合わせて「大和田哲洋」

期間限定というか 今回限りになるかも知れない臨時ユニットなんです Analog超好きだった私としては 何とか聴きつけたいわけですよ この面子だったらAnalog時代の曲とか 演ってくれそうじゃん!聴きたいじゃん!!

急ぎに急いで会場を目指し 到着したのが18:35 うん結構頑張った!

受付に着くなり「今何バンド目ですか?!」と尋ねたら 「1バンド目がもうすぐ終るところです」との返事 2番目以降だったら間に合うゾ!

「今は誰が?」
「大和田さんです」




はい?




「…もう 終りそうなんですか?」
「はい もうすぐ終わります」
「…… じゃあ いいです」

すごすごと退散
受付から半階上がった階段の踊り場で ガラスの壁の向こう側にある入口を 見下ろしてみたらカウンターにモニターが置かれているのが見えたので 何となくそれを眺めながら 漏れ聴こえてくる音をその場で聴いていました

…あ『SCRAP』だ

Analog Machineの名曲です そでだけを最初から丸々1曲聴いたら終演でした
…めたくそ悔しかったです!!

一体何のためにここまで来たんじゃー!
やってる方は楽しい企画かも知れないけどな オーディエンス側には不親切だっちゅーねん! その場でクジ決めするなら開始をもっと遅くしろぅッ
てやんでぃバロちくしょぃ!

新年初「本気腐れ」でしたッ
 

『翼破れて』1932年/アメリカ

 


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