カタルシス
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| 2004年12月29日(水) |
君は雪だと 両手広げた |
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どうにかこうにか年末休みに入りました 久しぶりにちょっと朝寝v(10時起床)
今日まで仕事の妹が出勤の際に「もう雪降ってる!」と言っていたのが夢うつつに聞こえていたので 起き抜け一番に外を見てみたら ボタボタと水っぽい雪が降りしきっていました わー 本当だ…
今日は川崎でPOWDERがライブなのにな!
雪だったので仕方なく歩きで外出 ジーンズの裾上げ出しついでに銀行と郵便局へ行って預貯金の整理や溜まっていた記帳を済ませ 年末に備えていくらかの軍資金を確保してから家に戻りました
それから16時頃再度家を出ていざ川崎へ! 本日の会場は『川崎セルビアンナイト』初めての場所なので地図を用意 …してたのに鞄へ入れるの忘れました(爆)でもまぁ大体の場所は分かっていたしビルの3階ってことも頭にあったので 上見て歩いてりゃ見つかるかなぁ〜と 割とのん気なもんです(^^;)ゞ
道々数人の友人に連絡してみたら駅着の時間が近い人が1人掴まったので会場まで一緒に行くことにして 更に「どこかでお酒買いたい」と我儘を言って駅のモールとさいか屋のリカーショップにお立ち寄り 軽く贈り物用に包んでもらって手土産としました 友人もメンバーに差し入れすると言って何か買っていたので 我儘な寄り道も結果オーライということで
ちなみに 私の買い物はメンバー宛ではなくて イブの夜にバンドのメールマガジンを手配信してくれたマネージャーさん宛て そのメルマガに返信で 「こんな日にまだお仕事ですか(苦笑)」と添えて今日のチケット予約をしたら 「盆暮れ正月(ましてやイブなんて)関係ない仕事ですから」と すぐに返事が来たので 少しは関係あろうよ(--;)と思って 彼用に「クリスマス&お歳暮」を用意したのでした
おもちゃみたいで甘そうなお酒だったけど 甘いのも大丈夫だったと思ったので独断と偏見購入☆ 飲めりゃいいでしょ 飲めりゃ
友人が持っていた地図を頼りに大通りを進むと 案外アッサリ看板を発見 しかし肝心の入口が分からず しばらく2人でウロウロしてしまいました 差し入れ選びに少々手間取ってしまったため出番予定時刻ギリギリで にわかに焦り出す我々
「どこ?!入口がわからん!!」 新川通りの歩道でわめき立て… 一通りパニった後で看板のすぐ右脇にあるこぢんまりとした入口にやっと気づき 慌ててエレベーターに飛び乗ります
乗ったら乗ったで3階に行きたいのに下行きで「ありゃ下行きだった…」と苦笑い 一緒に乗っていたカップルと微妙な気まずさを分かち合ったのです が いざ地階に着いたらそのカップルさん一旦降りたにも関わらずすぐにまた戻って来て「上だった!」とエレベーターに再び乗り込んで来ました どうやら目的地は我々と同じだった模様… 気まずさはレベルアップして4階分のひとときを過ごすのでした(苦笑)
『川崎Serbian Night』 どうやら新しいハコのようで あらゆるものがキレイでした 雪と寒さに備えたモコモコ上着で臨んでいたので 肩掛鞄以外の手荷物と上着&マフラーはロッカーに預け 身軽になってから会場入り 予定の時間は過ぎていましたが押しているようだったので目当てのPOWDERには割と余裕で間に合いました
今日のライブは「DRUG STORE」さん企画のイベントでPOWDER以外の面子は「Stereo Fabrication of Youth」「亜矢」「唱頂の大員」 唱頂の大員以外は結構目耳にする人達で ふ〜ん…と思ってましたが 中に入ったときに演奏していたのがその唱頂の大員さん達で 若そうな外見とキャッチーな楽曲と思いの外 上手な歌と演奏に ちょっと驚きました …もしかして今日って 面子のレベル高い?と顔が引き攣っちゃいまして
我らがPOWDERさんも ぜひぜひ負けずに頑張って欲しいものです とか祈ってみる
そうこうしているうちに出番 クリさんは髪が少し伸びてていつもと違う雰囲気がカッコイく さなやんはソフトモヒカンの頂点から後ろ髪にかけて尖端を赤くしていてまるでトサカのようになっていました 来年の干支にあやかろうとでもいうのでしょうか… ぶっちゃけ微妙よ ソレ(汗) そしてフロントマン G&VO.のスージーはというと 今まで帽子かぶってましたか?!と言いたくなるほど 型押しされた髪に長年ご愛用の「おばあちゃんが編んでくれた」セーターThe深緑
ひと目見て思わずうな垂れてしまった私は 決して間違ったセンスの持ち主ではないと主張したいです…
あ でもライブは良かったです 年末の雪の中 川崎くんだりまで出てきた努力は報われたと思います ↓セットリスト ---------------------- ●トゲの生えたベロ ●ICE ●砂の町 ●落とし穴しかない場所 ●MISS 31 ●灰色ベイビー ---------------------- 『MISS 31』ちょい久しぶり 11/18に演ってたみたいだけど自分行けなかったので 『砂の町』冬の歌・雪の歌なんで今日みたいな日にはピッタリです 『落とし穴〜』歌詞の中に“ドラッグストアも〜何もなくて”ってトコがあるので 何となくイベント主催者の DRUG STOREさんを連想しました DSファンの皆さんはどう思われてたでしょうね(って聴いてないかもだけど) 個人的にはSEがいつもの『When You Wish Upon a Star』ではなくBAMBI時代に常用していた曲(曲名知らない)だったのが「ぬ?!」と思った部分でした
彼らの次のバンドを2曲ほど聴いてからロビーに出ました 多分Stereo Fabrication of Youthさんだと思いますが こちらもやっぱり歌が上手でおお〜…と感心 ボーカルさんの声にツヤと伸びがあって良かったですよ 音程も安定してたし ただ 楽曲がステレオタイプというか 取っつきやすい分残らない感じで『無難』という印象でした って2曲しか聴いてない人間に言われたかねーわな うはは(^^;)ゞ
ロビーで少しメンバーを待ってみましたが ドラムのクリさんしか来てくれなくて愛知から遠征して来ているスージーファンの皆さんがちょっと気の毒でした 特に全寮制の中学に通っていてなかなかライブに参加できない愛知組友人の姪っ子ちゃんは 大のスージーファン クリさんにも「ずっと一緒に歌ってたね」と言われるくらい歌詞も諳んじているし 大好きなスージーにくぎ付け状態でステージを見ていたのに
挨 拶 も な し か い
いや 必ず出てくると決まっている訳じゃないし できないことを無理にしろと言ってる訳じゃないのヨ でも現にクリさんここにいるしさ 終ってどこか行っちゃう前に一言「ありがとう」くらい言ってっても 罰は当たらないと思うんですが 私らみたいにノホホンと次のバンドを聴いてた人間はいいとして 愛知からわざわざ来てくれてるんじゃん 毎回手土産まで持って来てくれてんじゃん 今年最後のライブなんだし ちょっとくらいサービスし〜ろ〜よ〜な〜
と かなり内心お冠でしたワタクシ
20時くらいには終っていましたが イタズラに時間を過ごして1時間半 自分明日朝早いのでリミットを22時と決めておりまして その前に動きがないものかと実力行使に移りました 場内に戻って物販にいたマネージャーさんをロビーに連れ出し確保 いつの間にかクリさんもいなくなっていたし いよいよになったら手土産や差し入れは彼に託さなきゃなりません そもそも私は彼宛てに渡したい物を持ってた訳だしね
ロビーで待つ面子を見て悟ったのか スーさんとさなやんに連絡を取ってくれるマネージャーK原さん いつもの如くスーは掴まらず さなやんは通じてどうやら外に出てどこかの店でお茶しているらしい… 横で聞いていた私は“泡のたった金色の飲み物をお茶言うのか?…(小怒)”と 無言でニッコリ笑顔
「帰って来るそうなんでもうちょっと待っててください」とK原さんは物販に戻って行きました その前に持ってきた粗品を「これはK原さんにクリスマス&お歳暮」と渡したら思った通りの反応を返してくれてチョイ満足 間違ってもメンバーに渡したりしちゃダメだからね!年末年始少しくらい休めるんだろうから一人で(もしくは同居してる方や実家のご家族と)飲んでくださいヨ!
姪っ子ちゃんはひと目ひと言スージーと!と祈るような思いで待っているに違いなく 彼らが「帰ってくる」と聞いて喜ぶ姿が可愛らしかったです でも 私自身は切実にタイムリミット 22時まであと僅か
「…帰ります!」 明日も仕事だという子がいたので一緒に帰ることにして ロビーのソファに並んで座る皆々様に別れを告げ 今日で年内会うのが最後の人とは挨拶を交わし 場内の物販にいるK原さんにもお別れをしてからエレベーターを降りました
雪は止んでいて 人通りが多い所為か歩道はもう乾き始めていました 明日は晴れるそうなので 1日中こまこまと予定が詰まっている私には幸いです 帰りの道々2人で「みんなスーさん達に会えるといいね」と残った友人達を慮るのでした
『砂の町』POWDER
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