カタルシス
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2004年12月03日(金)  パーフェクト・ストレンジャー 

調布のハウジングスクエアにて Sハウスさんの顧客イベントであるお料理教室にサクラとして参加 本来参加費用1500円が必要なところ お仕事の延長なので請求なし タダで教わります!!

電車で行くには不便なところにあるので 自宅付近で社員さんのマイカーに拾ってもらって 年代物のカーナビと パンフレットの道路地図を頼りに 住宅展示場を目指しました

最寄り駅でいうと京王線の「仙川」になります そっから歩いて10分はかからないような場所なんですが 仙川って行ったことないなぁと思いながら車で辿り着いたら

めっちゃ見覚えありました

来たことあるよここ!だってそこにあんの 白百合じゃん!

かの有名な白百合女子大学です はい
2001年の10月にスプリングベルが学祭にお呼ばれしまして それを聴きに遥々足を運んだんでした 当日八王子でコブクロが歌う学祭チケットを買っていたにも関わらず 無料のスプリングベルの方を選びました 当時彼らに出会って4ヶ月経った?かという頃 MD録音がようやくうまく調節できるようになった辺りです バリバリハマり立ての時です このサイトの前身であるSBサイトを 作ろうかどうか考え始めた時期でもありました

おおおおおおッ ものすんごく 懐かしい!

一人車内で感慨に耽る私 一瞬仕事で来てたことを忘れました
スプリングベル・カムバ〜ック・。



ささ 現実に戻りましょう



本日のメニューは
●シュトーレン
●トマトと鰯のペンネ
●焼きリンゴのキャラメリゼ
の3品です

シュトーレンはドライフルーツやナッツがふんだんに練り込まれた ドイツでは定番のクリスマス菓子パンです 醗酵させるので分類上は「パン」になりますが クリスマスケーキだと思っていいと思います パウンドケーキやドライケーキに感じが似ています

ペンネは プチトマト トマトのホール缶 オイルサーディン(鰯のオイル漬け) ニンニク バジル コンソメ 塩コショウ だけの材料でエライ簡単でした 時間も大してかからないし 調理に特別な技術もいらない 留意すべきはトマトと鰯の味 トマトは濃厚な方が良いし サーディンはオイルの臭いが控えめなものをGETするのが理想的

と言われても トマトなんかその時その時でできが左右するだろうし ホール缶もサーディン缶or瓶も 各メーカー試してみないと味なんて分かりゃしないよ!というのが実のところ
でもレシピはあってないような感じでした 普段作ってる得体の知れない料理の延長っぽかったので 目分量で作れちゃいそう

お菓子やパンは計量が絶対だけど 普段料理するのに材料を計ったことなんてないよ 自分好みの味ってものがあるし それこそその時々でサイズや味に違いが出るじゃんね だから「何個」とかナンセンス 「適宜」なんて書く意味が解らない

キャラメリゼはもっと豪快でした
フライパンにバターを溶かして その上に砂糖をまいて 食べやすくスライスしたリンゴを焼き色がつくまで焼いて おしまい
盛りつけの際にバニラアイスを添えるのですが 甘い&甘いで 正直キツかったです(苦笑)
焼きたてのリンゴと冷たいアイスのコンビネーションが良いのでしょうが もう少し砂糖控えてもいいのかな?とか キャラメル風に仕上げるのに必要な砂糖の量があるのであれば ヒンヤリ感が欠けますが無糖のホイップクリームを添えてアイスの代わりにするとかね 究極を求めるなら紅玉使いたいよね なんて

今回は「身近な食材で簡単に作れる」という裏テーマがあったようなので 家に余っているリンゴがあれば 品種はなんでもOKです〜 ということでした ギリギリ「ボケる前の方がいいです」という制限をつけていましたが(でもそれは当たり前だよ先生…)

シュトーレンの醗酵→本焼きが終ったところで実食 何だかんだ言っても美味しかったです 11時に作り初めて 食べれるようになったのは14時くらいでしたから 空腹は最高の何とやら 甘いものが苦手で普段だったら手を出さない社員さんも この時ばかりは全てを平らげていました キャラメリゼはもちろんですが シュトーレンも仕上げの粉糖を降りかけたらエライことになっちゃいまして(^^;)ゞ 頂いたお紅茶が実に美味しゅうございました

良い材料を使っているだけあって 間違いなくお味の方は良いハズなんですが ぶっちゃけ甘すぎて解らなくなってる部分もあり… ご参加の奥様方は あの甘さでOKだったんでしょうか(汗)
※当日は平気な顔をしていた社員さん 家に帰ってから胸焼けが酷くなり一時動けなくなったそうです(実話)

試食が終ったら社員さんのミニライブです
朝車に乗り込むとき後部座席に愛用のギターが積み込まれていたので「ギターですか?」と尋ねたら「今日ライブすることになってね」との答え
一体いつの間にそんな話になったんだ?!と 現地についてからスタッフの人に訊いてみたら「昨日お電話いただきまして〜お願いすることになったんですよ〜」

自 分 か ら 言 い 出 し た ん か い

ギターとハープと熱唱で 食後の奥様方を楽しませている社員さん 井上陽水特集してましたよ それもメジャーな曲はいっさい演らず マイナー曲攻めで つ…辛い 何が辛いって 皆がこぞって彼を褒めちぎるのがツライ! イタタタタ…
「なにかリクエストがあればどうぞ 聴いたことがあれば弾けますから!」

や め な さ い よ (苦笑)

間髪入れずに「藤井フミヤさんの『TRUE LOVE』!」とナイスな選曲でリクエストが来たにも関わらず
「聴いたことないので解りません」って おいおい(汗)
「ぼく最近の歌知らないんですよ」
True Loveってそんな最近の歌じゃないよねぇ?フミヤのソロ一発目じゃなかったっけ?

結局無難に『涙そうそう』(こっちの方が新しくね?)に落ち着いて その場の全員で合唱する流れに… い イタタタタ(涙)・。


そんな和気藹々としたお料理教室終了後! お部屋を変えて打ち合せ こっちが本来のお仕事です
毎月 顧客宛に送ったり展示場に置いたりする ニュースレターを作っているので その編集会議です

持って行った原稿に直しを入れてもらって 今日明日のうちに入稿なんですが 明日は事務所の引っ越しでパソコン作業できるのか心配だったので このあと事務所に行くと言ったら 社員さんに思いきり引き止められました
「このまま帰ろう!」
「……」
明日10時まではネットも生かしてもらえるそうなので 修正して印刷所にメールで入稿 タイムトライアルに挑戦することになりました(汗)

そしてまた古いカーナビと 私の記憶を辿りながら帰路につきます
「○○さん カーナビ道のないところ走ってますよ」
「新しくできた道に対応してないんだよ 地図みて地図!」

もしかして 帰るのにナビ(私)が必要だったんで引き止めました? さっき


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『グリーンフィンガーズ』鑑賞
こてこてイギリス英語が聞きたい妹の要望と 主演がクライヴ・オーウェンってのを理由に レンタルして参りました 舞台はもちろんUK英国キングダム

実話を基に、“グリーンフィンガーズ(天才庭師)”としての才能を持ったひとりの囚人を巡るハート・ウォーミング・コメディ。人生を諦めた男コリン・ブリッグスが、イギリス・コッツウォルズにあるエッジフィールド更生刑務所に移送されてきた。刑務所長は、コリンに、庭造りを命令する。所長が名指した仲間はおよそ園芸なんか向かない連中ばかり。しかし、仲間のひとことでやる気を出したコリンはガーデニングに喜びを見出し、美しい庭を創りあげいていく。やがて彼ら“囚人庭師チーム”に、女王陛下も鑑賞するというフラワーショウへの出場の話が舞い込んできた……。(allcinema ONLINEより)

『ゴスフォード・パーク』につづき クライヴ・オーウェン雰囲気ハンサムを確信!! 写真で見てても思わないのに動くとカッコイイよこの人 男臭さがあるのにムサ苦しくないっつーか 英国紳士の気風がどことなく漂ってる気がします(思い込みとも) 地に足のついた男性像とでも言うんでしょうか 実際に接したら惚れるタイプだと思います 勿論素のオーウェン氏を知っている訳ではないので役柄含めの話なんですが

一応アメリカ・イギリスの合同作ですが 役者の顔触れとかはどう見てもイギリス色が強いよねやっぱ そもそも英国の話だし
で 大分ドラマティカルにはなっていますが 大筋は実話だというので あまりの大団円さに驚きました 女王陛下に閲見てところも本当かなぁ?スゲェなぁ 更生したとはいえ現役囚人の身でありえるんでしょうか

逆に 全体的な構成や演出はかなりハリウッド的というか 英国映画っぽくない雰囲気でした 人々の心情が解りやすくて エピソードも盛り沢山 既述のように驚くばかりの超ハッピーエンドでしたし 音楽も当時の流行をしっかり押えています(ex.スティング/U2/スプリングスティーン/エルトン・ジョン)一言でいうなら「ステレオタイプ」ってヤツでしょうか?
でも それだから気安く見られるんだと思うんですよね 深く考えすぎちゃイカンのです

『ゴスフォード・パーク』同様ヘレン・ミレンという女優さんが今回も脇を固める名優として出演してたんですが この彼女が『ゴス〜』の時の質素で地味でお堅い女給長とはうって変わった 派手派手しく着飾る勝ち気な園芸家を 無理なく魅力たっぷりに演じておりまして 実はそっちの方にも大いに驚いていたという 出会い多き作品でした
一歩間違えれば下品になりかねないような 鮮やかな色彩とド派手な柄のファッションを バランスよく見事に身に付けているんですよ 服や帽子やバッグやその他小物もろもろ 彼女だけが違う世界にいるみたいに華やかです でも めっちゃ似合ってるんです

彼女が出てくるたびに「奇麗なオバさ〜ん…」と姉妹そろって感心することひきりなし オバさんというか おばあさんと言われちゃっても仕方ないくらいの年齢だと思うんですが おばあさんには 見えないねぇ…
プロフィールを見たらロンドンっ子のようですが父親がロシア人だそうで 本名は「Ilyena Lydia Mironoff」さんだそうです イリアナ・レイディア・ミロノフと読むのかな ヘレン・ミレンて姓は母方から?とか思いますけど名前はどっから来てるんでしょ?? 素朴な疑問…

『パーフェクト・ストレンジャー』1985年/アメリカ

 


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