ぢょん猿の日記

2002年03月10日(日) コイツはスゲェぜ!

 今日は、竜洋テストコースでのバイクの走行会がありました。

 まずは完熟走行という事で、最初はペースを上げないからどれで
もいいや、と思って余り物のバイクが出るのを待ってたら、誰も
GSXR1000を選ばないので、結局最初からそれに乗るハメに。

 とりあえず、4000回転以下では唐突にパワーが出ることも無く、
しかも低い速度でも良い感じで曲がってくれるので、ツーリングも
さほど苦痛では無いなー、というのが最初の印象です。

 で、次に乗ったのがスズキのネイキッドモデルのフラグシップモ
デルに当たるGSX1400です。

 こちらはフツーに乗る分には、可も無く不可も無く、ってな感じ。
ただ、寝かせるとマフラーが当たって、あまりバンク角が稼げない
ので、最初で向きを変えておいて、立ち上がりでアクセルを出来る
だけ開け開けでいけるようなライン取りをする必要がありますねー。
 あくまでも、早く走らせようと思った場合ですが。

 その次がGSXR600。基本的な車体構成は750、1000共に同じな
のですが、乾燥重量が160kgしかないだけあって、とにかく跨った印
象が軽いのが印象的です。

 で、実際に走り出すと、確実に車体がパワーに勝っている為に、
とにかくパワーバンドにぶち込んでガンガンに走らせると、もの
凄く良い感じで走ってくれます。どちらかというと、ブレーキを
上手く使ってタイヤに仕事をさせる、ミニバイク的な乗り方をす
ると良い感じに曲がってくれますねぇ。

 この時点では、個人的にはGSXR600が一押しでした。

 が、とりあえずペースも上がってきた事だし、もう1回GSXR
1000に乗ってみよう、と思いまして乗ってみる事に。

 結論からいうと、やはりタダモノでは無かったですねー、と。
 とりあえず、スタートから5秒程で200km/hオーバーに達する加速
性能には、正直ビビるよりも先に笑いが出てしまうほど。気分的には、
初めて改良型NSR500に乗った巨摩郡の台詞が、そのまま当てはまる
ような感じですねぇ。
   「ふっ、ふはははは!
   このパワー、気に入ったぜ!!」

 しかも、パワーに対して車体が負けていない上に、コーナーでも
スライド時に唐突な動きが無く、わざとギャップのある所を走っても、
とにかく安定しているので、ただひたすらリアタイヤと相談しながら
アクセルを開ける事に集中するだけで、とんでもなく早いペースで走
らせる事が可能です。

 もっと、とっつき難いという先入観があったのですが、実際には
非常にユーザーフレンドリーなバイクでしたねぇ。
 ただ、ある意味非常に簡単にとてつもなく早く走ることが出来る
ため、理性を保っていられる人で無いと、かなり危険なバイクである
事には間違い無さそうです。


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ぢょん猿