斜め読み日記
みなと



 ちょっと寂しい話。

今朝の地元の新聞に
70半ばのおばあさんが車にはねられて亡くなったという
記事が載ってました。


新聞記事での肩書きは『無職』って書いてたのだけど

その人はちょっと前まで
職場の出張所を受け持ってた方でした。
みなとです。


職場の業務体系が大きく変わる時
機械も新しくなるため
年齢的に限界ということで
やむなく出張所は閉じられました。

出張所が開いてるときも
閉じたあとも
たまにそこに用事が出来て行った人は
なぜかほぼ例外なく

バナナ一房と
牛の絵が描かれてるミルク味の飴を一袋
お土産に貰って帰ってきてました。

だから「今日誰か行ってきたんやね」と
誰でもすぐ分かったもんです。
もちろんワタシももらいました。


最後に会ったのがいつかはっきり覚えてないのだけど
こんな形で別れる事になってしまうなんて
考えもしなかったです。


今はただ安らかでいることを願うばかりなのです。
お世話になりました。


2008年03月04日(火)
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