斜め読み日記
みなと



 そして狂気は静かに踊る。

こないだの土曜日に
3月末に結婚退職したリコさんちに
私をダシにして押しかけた職場のオジさん
イマノさん。


さっそくですが
後日談が出ました(汗)。
みなとです。



遊びに行った時にリコさんが
「明日帰省した折に
 イマノさん家に株分けした花をもらいに行く」
と約束をしていたので気にはなっていましたが


今日食堂でイマノさんと一緒になったら

「昨日ね、リコさんが来るって言ってたでしょ?
 夕方来たの。ふふふ」




とさっそくお話開始。
ワタシはこの時点で既に鳥肌スイッチが入っております。



「昨日ウチに奥さんがいてねぇ
 『お客さんいつ来るの?』って言ってたんだけど
 夕方前に買い物に行っちゃって。

 僕一人になっちゃったから
 それからなんかソワソワしちゃってねぇ」



「はぁ」



「そうしてたら来たんだけど
 車を停めれる場所からすぐ勝手口があるから
 そこから声をかけてきてね」



「はい」




「鉢植えを渡した後で
 『せっかくだからお茶でも飲んでく?』って聞いたら
 『じゃあ、いただきます』って飲んで帰ったのよ」



「はい」




「ちょっと前に鉢植えもらいに来てくれた時も
 お茶を飲んでいったんだけど
 ウチのばーちゃんがいたのね。
 でも昨日は誰もいなくてね
 で。みなとさんに聞きたいんだけど…」



「はい。何でしょう」


「あの…ね、そのーあれだ

 男の人が一人しかいないっていう家で
 お茶の誘いを受けて飲んでくれるって、
 
 女の人としてはどういう感じ?
 どういう事だと思う?」





「…は?」







馬鹿ですか?


以下ワタシのセリフが(パソコンでは)太字になります。






「そらイマノさん
 お茶を受けるのくらい当たり前ですよ。
 ご近所づきあいにだって
 簡単なお茶のお呼ばれみたいなの
 あるじゃないですか。

 私の仕事だって
 初めて会ったお客さんからも
 たまにご馳走される時があるくらいです。

 お茶なんて普通のコトなんです!」



「そうなのかなぁ」


「ただですね

 ホントに1人暮らしの独身の男の人が
 『お茶飲んでかない?』って誘ってきたら
 
 そん時はキッパリ『嫌です!』って言いますね」




「そうかぁ…」





ああ。
これがもっと打ち解けた男友達からの質問だったら


「簡単に家に入るってのは
 異性として全く意識もしていないってコトだから!
 アンタ歳を考えろ!
 そしてワタシの友達の幸せに波風立てるんじゃねぇ!」


と言えるんだけど


イマノさんは上司です。
そしてここは職場の食堂です(爆)。



微妙に昼休みが憂鬱になりそうです。




でも『純情きらり』が面白いのだよ…。

2006年06月05日(月)
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