本日の感想文。

2005年06月16日(木) 【重要・執筆ネタ】エーデム・リングについて。

【エーデムリング物語】といえば!
我がサイトの看板作品シリーズでございます。(^−^)
この作品を書くことに最高の喜びを感じている私でございます。

でもですね。。。
思い切って、作品を撤去することにしました。
あちらこちらで宣伝しまくっている作品なので、時間的猶予を持たせて10月撤去とします。

一番の理由は、ページ作るのがメチャクチャ下手なのに、莫大なファイル数になっていて、わけがわからんことです。
二番目の理由は、せっかくいただいた誤字・脱字修正が完璧に終わっていないことで、あまりの多さにページを作り直したほうがよさそうだ……ということ。
三番目の理由は、この初稿は初稿のままに、新たな気持ちで書き直したいという思い。
そして……本当のことをいうと、これが一番大きいのかも知れませんけれど『卒業したい』という想いです。

私にとって【エーデムリング物語】は処女作です。
でも、書きたかった世界のすべてではありません。
四年も書き続けて、この作品を越えるものが書けないのは、正直ジレンマでもあります。
年齢だけは枯れ果てましたが、作家としては、私はまだまだ駆け出しで未熟者でもあります。この世界だけしか書けなくなりたくない。
【エーデムリング物語】という看板だけで、他に何も書かなくていいの? って気持ちが、ずーっとあったんです。
実際に【迷宮にて】のあとがきで、こんなことを書いています。

***引用***

 ……できたら、「エーデムリング・2」を書き終わった時点で、この世界を卒業したいなぁ……なんて、思っています。いや、1を書き終わったときにもそのつもりだったけれど。
 この世界しか、自分にないとは思いたくないんですね……。わがまま……。

***引用終わり***

自分では【エーデム】を書きながらも、まったく別の作品も書いてきたつもりなんですけれども。
これって、役者が何かを演じたときに、そのイメージから逃れられないのに似ているのかなぁ? などとも思います。

えーと。
撤去といいましても、その後永遠の別れではありません。
というもの、私には【ライフ・ワーク】に近い作品ですから。(^−^)
姫様御殿に放置しておくよりも、もっといい方法で皆様に再び読んでもらえるよう、考えています。
それが、別の専用サイトという形をとるか、DL版のみの公開となるか、はたまた印刷して本という形で出すのか……まだ未定です。

リンクしてくださった方、紹介していただいた方には、ご迷惑をお掛けしますが、ご理解のほど、よろしくお願いいたします。


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