万能川柳
☆印は秀逸（仲畑貴志選）

☆その人の声まで真似てする噂　久喜　宮本佳則
近所にたくさん放送局

人口がどんどん増えてゆくあの世　越谷　明日咲だ郎
あの世はすでに満杯でしゅ

やせたくもあり　たべたくもあり　ぱくり　海南　なかいま琴
どちらにしてもする後悔

預けるといえば貸します都市銀行　大阪　勝輪太郎
百万預けて利子百円

政治家をめざす時点でダメなのよ　宗像　へべレケ雲
親もダメだな世襲議員

年聞かずお若いですねと言われても　福岡　龍川龍三
若ぶっているねと冷やかす気持ちでしゅ

「シマッタ」の口癖直され研修医　東京　杞憂子
思っても言っちゃいけないそのセリフ

ワイパーにチラシをはさむ逆効果　八尾　立地骨炎
駐車違反のチラシが恐怖

ひたむきなプレーと言うがヘタなだけ　東京　崩彦
それでも観られるアマチュアならば

脱ぐだけでカネと主役となんたら賞　愛知　舞蹴釈尊
それが女の武器なのでしゅ

微妙な差　嫌いな議員ダメ議員　千葉　びんちゃん
松龍議員は好きでしゅか？

毎日新聞　2011年7月25日　東京朝刊





本日鑑賞した映像

DVD
高崎第九合唱団
東日本大震災復興応援チャリティコンサート
2011年05月22日14:00より
高崎市文化会館
指揮：赤羽洋子
ピアノ：ユリヤ・レヴ、田上博美
バリトンソロ：住谷伴
チェロ演奏：ファニー・プザルグ（群馬交響楽団）
合唱：高崎第九合唱団
演目
第一部　北の大地「ロシア」
カチューシャ（ロシア民謡）、トロイカ、
ステンカ・ラージン、ヴォルガの舟唄、
わが思いを誰ぞ知るや、
ハンの誉め歌（オペラ＜イーゴリ公＞より）
第二部　チェロが奏でる「フランス」
チェロ演奏　ファニー・プザルグ
白鳥（サンサーンス）、
エレジー（トルティリエ）、
ソナタ（ドビュッシー）
第三部　ショパンの国「ポーランド」
ガウデマーテル
（ポーランドの心の国歌といわれている）、
ビア樽ポルカ、
華麗なる円舞曲（ショパン）、
ノクターン第5番嬰ヘ長調（ショパン）、
幻想即興曲嬰ハ短調（ショパン）
第四部　みんなで歌いましょう
青い山脈、
リンゴの唄、
夏の思い出、
アンパンマンのマーチ、
手のひらを太陽に
アンコール
故郷

マイミクさんが送ってくださったDVD
ようやく何回かに分けて
観る時間ができました。

団員による撮影とのことで
客席左後方でのほぼ固定撮影。

マイミクさんご夫妻のアップが観られず
ちょっぴり残念。

でも特筆すべきは
リハーサルを長時間にわたり
撮影していることで
Nandatte　Cantabileのような
合唱オタクや一部指導者には
非常に参考になる
貴重な映像でしゅ。

合唱のほか
ピアノ独奏、チェロ独奏（ピアノ伴奏）、
独唱とバラエティに富んだプログラムで
飽きさせません。

第1部
ロシア語での合唱も立派でしゅ。

北海道の合唱団や
東京の合唱団白樺、東京トロイカ合唱団
ぐらいしかロシア語で歌える合唱団を
知りません。

ロシア語曲を合唱できるのも
ピアニスト、ユリヤ・レヴさんがいればこそ。

ぜひラフマニノフ作曲・合唱交響曲「鐘」
ショスタコーヴィチ作曲オラトリオ「森の歌」
のような
ロシア語の大曲に
取り組んでほしいでしゅ。

リハーサルとコンサート前半は
７インチのポータブルDVDプレーヤーで観たので
個々人の顔はほとんどわかりません。
体型でわかるお方もおられましゅが。。。

コンサート後半は
大画面テレビで鑑賞。

遠方からの撮影にもかかわらず
かなり判然としましゅ。

しかし
第四部　みんなで歌いましょう
青い山脈、
リンゴの唄、
の選曲にはびっくりでしゅ。

聞き覚えはあるでしょうが
一緒に歌って楽しめるのは
５０代以上のお客さんでしょう。

老人施設の慰問にはいいでしょうが
若い人には少し違和感が。。。

合唱団も合唱ではなく
斉唱のようでしゅ。

その方が合唱団の負担も少なくていいでしょう。


アンパンマンのマーチ、
手のひらを太陽に
では
ステージに子どもたちを乗せるなど
客席もようやく盛り上がり
アンコールになだれ込みましゅ。

アンコールでは
団員が客席に散らばり
会場と一緒になって歌いましゅ。

この場面では何と
マイミクさんがビデオカメラの前に進出、
画面の右半分の約３分の１を占拠。

たっぷりマイミクさんの
後姿を堪能いたしやした。

合唱団JOYさんほどではありませんが
良くも悪くも
指揮者・赤羽洋子先生の
ワンマン合唱団の趣がありましゅ。

赤羽先生のカリスマ性が
色濃く反映した
力強い演奏会でした。

マイミクさんご一家が
デビューされた
2008年5月18日
高崎第九合唱団メイコンサート
ヨーロッパの薫り
会場：高崎市文化会館
を懐かしく思い出しました。



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