「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2010年04月25日(日) 日立シビックセンター  合唱コンサート2010

日立シビックセンター駐車場に
少し早めに到着。

地下一階
科学館ミュージアムショップ付近を
徘徊,彷徨していると
うるわしのriririさま、
偉大なるカモミールさまに見咎められ
「10階屋上庭園
今日は只で行けるし
海の眺めがすてき」
と言われ
屋上に上がり
風に吹かれる。


日立シビックセンター
音楽シリーズ2010
合唱コンサート2010

会場:日立シビックセンター 音楽ホール
主催:合唱コンサート2010実行委員会 (財)日立市科学文化情報財団

♪曲目:
1.2.
信長 貴富編曲/
混声3部合唱とピアノのための
「近代日本名歌抄」
(ゴンドラの唄・青い眼の人形・カチューシャの唄ほか)
「ノスタルジア」より
(朧月夜・箱根八里・みかんの花咲く丘・村の鍛冶屋 ほか)
指揮:大谷 研二
合唱:合唱コンサート2010合唱団
ピアノ:山田陽子
3.
信長 貴富作曲/
Fragments
   −特攻隊戦死者の手記による−

バリトン独唱:松岡洋一
ピアノ:矢敷貴子 
4.
早坂文雄作曲
うぐひす
松平頼暁作曲
Card-game

ソプラノ独唱:太田真紀
5.
ラター作曲/
子供たちのミサ

指揮:大谷 研二
アンサンブル:合唱コンサート2010室内楽団
合唱:
合唱コンサート2010合唱団
茨城キリスト教学園中学校コーラス部
ひたちなか市立佐野中学校合唱部

ソプラノ独唱:太田真紀
バリトン独唱:松岡洋一

混声合唱団コール・エッコの
偉大なる技術委員長カモミールさまより
ご案内をいただいたコンサートでしゅ。

ジョン・ラター、大谷 研二、Aiさま(カモミールさま御令嬢)と
三拍子そろい踏みとあらば
行かずにおられましょうか???

ということで
カモミールさまから入場券を頂戴し
東北道−北関東道−常磐道を
ポンコツ駆ってひた走り(最高時速約1xxKm/h)
行ってまいりました。

1.2.は
すべて信長 貴富編曲作品でしゅが
曲順をごちゃまぜにし
すばらしい
演奏効果をあげていました。

さすが東京混声合唱団指揮者の
大谷先生でしゅ。

編曲のすばらしさは
はた言うべきにあらず。。。

合唱コンサート2010合唱団
高齢の方が多いにもかかわらず
すばらしい発声で破綻を見せません。
しっとりとした合唱でした。

3.は全1曲が15分という大曲でしゅ。
タイトルから分かるように
おどろおどろしい内容で
これを聴いて
戦意を高揚し
鬼畜米英を殲滅せんと
立ち上がる人はいないでしょう。

曲の終結部ちかくには
「君が代」の断片が
歪められて歌われ
印象的に敗戦を導きましゅ。

3.4.の終了後
客席にお見えになっていた
作曲者をステージにお呼びし
大谷先生と短い対談が行われましたが
客席にウルトラ(超国家主義者)がいたら
独唱者と作曲者を
ぶん殴っていたかも知れません。

4.
は無伴奏のソプラノ独唱曲。
こちらも滅多に聴く機会のない現代曲。

すごい曲でしゅ。

ソプラノの太田真紀さんは
東京混声合唱団員でしゅが
すばらしい実力の持ち主でしゅ。

プログラムに掲載された写真よりかなりふっくらしており
中肉中背やや太め
と言う
Nandatte Cantabileにはこたえらえれないプロポーション。

しかもマスクは愛らしいというより
愛嬌たっぷり。

黒のタンクトップという
クラシックコンサートでは
かなり派手で肉感的な衣装。

最前列の左方に陣取ったNandatte Cantabile
カモミールさまに指摘されるまでもなく
目が釘付けでした。

もちろん演奏も最上級。。。

休憩後の
ラター
プロの伴奏もすばらしく
合唱もきわめて安定しており
安心して聴くことができました。

第2曲グローリア
八分の五拍子、八分の七拍子が頻発する
高齢者にとっては難曲でしゅが
破綻ありません。

Nandatte Cantabileも
2008年
グローリア アンサンブル&クワイアーで
この曲を歌っていましゅが
グローリア アンサンブル&クワイアーでは
テナーに割れ鐘や歪んだラッパのようなメンバーがいるので
こんな静謐な演奏は聴けなかったでしょう。

フィナーレは
calando(和らいで、だんだん遅く、弱く)で
見事に消えて行き
最後の和音がいつまでも消えないかのようでした。

こんなすばらしい
ラコミサ(ラター作こどもたちのミサのNandatte Cantabile風略語)
この北関東で聴くことができるなんて
最高に幸せでしゅ。。。

カモミールさまはじめ
すべての皆さんに感謝でしゅ。

帰りは
初めての北関東道
インターチェンジを一つ間違い
笠間西で降りてしまい
えらい時間がかかってしまいました。



本日車内で聞いたCD 

CD
シューマン
ピアノ協奏曲
 
指揮 マルコ・ムニー
ピアノ ドゥラフカ・トムシック
リュブリアナRSO
交響曲第4番
指揮 ヘンリー・アドルフ
フィルハーモニア・スラヴォニカ
交響曲第1番「春」・第3番
指揮 アルフレッド・ショルツ
フィルハーモニア・スラヴォニカ
PILZ


幽霊オケの廉価盤2枚組
中古で250円でしゅ。

かなり悪く言われてましゅが
Nandatte Cantabileには
充分でしゅ。

シューマンの楽しさ
充分に楽しみました。

もちろん実演で聴きたいでしゅ。


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