| 2008年10月27日(月) |
CD ハイドン作曲 テレジア・ミサ テルツ少年合唱団 |
1680歩
サウナ15分x2回 水中歩行60分 体重59.6kg
円地文子訳 源氏物語 幻
光源氏52歳
紫の上亡き後 源氏は腑抜けのようでしゅ。
紫の上はじめご婦人方からの手紙を 破り捨て、焼き捨て 気弱なまま出家の準備に余念がありません。
権勢を誇り、天下に君臨する 太政大臣、準太上天皇であったことが まるでうそのようでしゅ。
そして光源氏の心に浮かぶのは 藤壷の中宮との不義密通。
桐壺天皇の息子でありながら 桐壺帝の皇后(義母)藤壷と密会を重ね 義母を孕ませ 生まれた不義の息子を 藤壷皇后と画策し 皇太子から帝位(冷泉天皇)に着かせる 光源氏。
恐ろしい後宮小説であり政治小説でしゅ。
よくもこんな恐ろしい物語が 一条天皇の宮廷、後宮で もてはやされたものでしゅ。
戦前、軍部が源氏物語を 目の仇にし弾圧したのも 当然でしゅ。
紫式部を娘・中宮彰子の 家庭教師兼女房として 召し抱え 源氏物語を書かせた 藤原道長は 自分の孫である天皇は ただの傀儡として 余程の自信があったのでしょう。
それにしても 光源氏の最晩年は哀れでしゅ。
円地文子訳 源氏物語 雲隠
雲隠の帖には 本文がありません。
円地文子の訳でも 光源氏の死を暗示した題名だけの巻 と1行だけ記載されていましゅ。
いよいよこの後 舞台は光源氏の子孫の代に 移りましゅ。
本日車内で聞いたCD
CD DHM Baroque Esprit COLLEGIUM AUREUM TÖLZER KNABENCHOR HAYDN THERESIENMESS SALVE REGINA ハイドン テレジア・ミサ サルヴェ・レジーナ テルツ少年合唱団 コレギウム・アウレウム 指揮:ゲルハルト・シュミット=ガーデン ロルフ・ラインハルト BMG ドイツ・ハルモニア・ムンディ 05472 774412
このミサ曲もすばらしいでしゅ。
ほんとにハイドンさんは偉いでしゅ。 この2曲暗いところもありましゅが 最後は明るく華々しく終わりましゅ。
この曲も小編成で 歌いたいでしゅ。
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