「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2008年09月14日(日) 大谷観音 大谷資料館

1562歩


円地文子訳
源氏物語
藤裏葉
(ふじのうらば)

光源氏39歳
ついに准太上天皇
地位に上り詰める。

このあたりも
右翼、国粋主義者の人たちが
目の仇にするところかもしれないでしゅ。

太政大臣に出世した
頭の中将がついに折れて
雲居の雁夕霧
晴れて結婚。

人事ながら
うれしいでしゅ。

でも夕霧
密かに藤典侍(とうないしのすけ)とも
思いあっていて
人目を忍んで会い続けるのである。

後半は
明石の姫君の入内。

華やかな場面が続きましゅ。

光源氏の頂点でしゅ。

次は光源氏の運命が暗転していくきっかけとなる
長丁場の
若菜 上
ますます愉しみでしゅ。





大谷観音

カミさんが大谷なら
行ってもいいというので
まず通称大谷観音へ。

大谷観音があるのは
栃木県宇都宮市にある天台宗、天開山大谷寺。院号は千手院。
国の特別史跡「大谷磨崖仏」でもある。

まず拝観料を払って本尊の千手観音を観る。
見事な磨崖仏である。

坊さんの解説を聴いて
見物の皆さんが
千手観音に手を合わせている。

Nandatte Cantabile以上に
信仰心の無いカミさんが
ちょこっと手を合わせているのが
なんだかおかしいでしゅ。

石造千手観音菩薩立像、同釈迦三尊像、
同薬師三尊像、同阿弥陀三尊像
(以上、国指定特別史跡)
を観て回ったあと
宝物館で縄文最古の人骨などを観る。

大谷寺を出て
道路の向かいにある
平和観音へ。

よくこれが大谷観音だと
誤解されている大石仏でしゅ。

もう20数年前
宇都宮合唱団の皆さんと
ここへ遊びに来て
「夏の夕べ」などを歌ったことを
ものすごく懐かしく
思い出しました。


大谷資料館

本日のメイン目的地。
大谷石の採掘現場の跡を
資料館にしたもの。

採掘跡の地下数十メートルの
大空間。

しっとり、ひんやり気持ちいいでしゅ。

昭和35年以前の
人力で掘り出したころの苦労が
偲ばれましゅ。

昭和19年、20年には
地下秘密倉庫、地下軍事工場として
使われました。

東京ドーム一つ分の
地下採石場跡は
今では
時々コンサートや結婚式場に使われていましゅ。

ここのコンサートにも
ぜひ来たいでしゅ。

ここで結婚式を挙げてもいいかも?
でも誰と???




本日車内で聞いたCD

CD
シルクロード 天竺
喜多郎

定価:2345円 (税込)
曲数:8
発売日:1993年11月26日
販売元:ユニバーサルミュージック
規格番号:SDCH-1029
JAN:4988032400318
sku:25324
1-1 朝もや
1-2 キャラバンサライ
1-3 マウンテン・ストリーム
1-4 祈り
1-5 ガンガ
1-6 砂漠の残照
1-7 菩提樹
1-8 ムーン〜スター
演奏:喜多郎


15年も前に発売されたCDが
今250円で中古市場に出ていましゅ。

はるかなる天竺を思わせる
雄大な音楽でしゅ。

カミさんがいたく気に入り
このCDをよこせと言いましゅ。

喜んで献上しましゅ。


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