| 2006年10月15日(日) |
茂木一衛著 モーツァルトのおもちゃ箱 |
茂木一衛(もてきかずえ)著 モーツァルトのおもちゃ箱 春秋社 1989年 を読了。
宇都宮市立図書館で 除籍リサイクルとなった本を 貰い受けたもの。
タイトルからして 軽い読み物と思いきや 譜例がたくさん出てくる 楽曲分析。
楽譜がほとんど読めず キーボードが弾けないので かなり理解できず。
ただし文章は 駄洒落の連続で笑えましゅ。
初期教会作品にもっと光を! というはじめの章に15ページも 費やしているのにも K.337ミサ・ソレムニス、K.339ヴェスペレを 歌っているわたくしには 好感が持てましゅ。
分析は主として 協奏曲、特にクラヴィア協奏曲に 関するものでしゅが 最後に 魔笛について はちゃめちゃに論じていて 楽しめました。
こういう本が 図書館から除籍されて 人々の目に 触れなくなるのは残念でしゅが そのおかげで わたくしの 書棚を飾ることになりました。 めでたしめでたし。
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