「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2006年10月05日(木) チューリヒ歌劇場 皇帝ティトゥスの慈悲

かねてNHK−BS2で録画しておいた
チューリヒ歌劇場公演
モーツァルト作曲 歌劇
皇帝ティトゥスの慈悲
のDVDを鑑賞。

配役
ティトゥス:ヨナス・カウフマン
ヴィテルリア:エヴァ・メイ
セスト:ヴェッセリーナ・カサロヴァ
セルヴィリア:マリン・ハルテリウス
アンニオ:リリアーナ・ニキテアヌ
プブリオ:ギュンター・グロイスベック

合唱:チューリヒ歌劇場合唱団
管弦楽:チューリヒ歌劇場管弦楽団
指揮:フランツ・ウェルザー・メスト
美術:イザベラ・バイウォーター
演出:ジョナサン・ミラー

収録:2005年6月チューリヒ歌劇場

うーん
いきなりスーツにネクタイ!
古代ローマ帝国のはずなのに
かなりの違和感。

セットも簡潔。

女声陣のマスクも
エヴァ・メイを除いて
気に入りません。

それでも歌に
ぐいぐい引き込まれましゅ。

大至急書き上げなければなかった
のでレシタティーヴォは
弟子に書かせたとされる
ティトゥス
この公演では
レシタティーヴォのところは
素のせりふになっていましゅ。
そのため全体の時間が短縮され
2時間10分に収まっているので
あまり長さを感じさせません。

ストーリーは
復習劇に対して
慈悲で応えるという
お決まりのものでしゅが
さすがモーツァルト。
音楽は聴かせましゅ。
アリア、重唱、合唱とも
聴き応えのある曲が並び
ストーリーを救っていましゅ。

死の年に書かれた
この歌劇
先日読んだデントの著書では
博物館行きと
書かれていたようでしゅが
なかなかどうして
観応えがありました。


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