| 2005年12月19日(月) |
黛まどか著 聖夜の朝 |
黛まどか著 聖夜の朝 朝日新聞社 1996年 再読。
美形女流俳人 黛まどかの 不倫私小説?
くだらないと思っていても クリスマスが近づくと 読みたくなってしまいましゅ。
俳句に導かれる各章 カバーと途中何枚か 挟まれる 当時の著者の写真。 すてきでしゅ。
手花火をして口づけをまだ知らず 旅終えてよりB面の夏休
一生懸命の男と 徐々にさめていく女。
流星や行方知れずの恋をして さよならを言いかねてゐるあきつかな
結局男が 振られてしまうのだけれど ちょっぴり せつないでしゅ。
乗り継いで乗り継いで来し聖夜かな もう戻れないマフラーをきつく巻く
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