「L.A.S.Ponder氏」の音楽カレンダー

2005年07月25日(月) 1723年 BWV105「主よ、とがめたもうな」初演

1723年7月25日
J.S.バッハ作曲
カンタータ第105番
主よ、とがめたもうな
Herr, gehe nicht ins Gericht
BWV105 ライプツィヒで初演

ということで今
トン・コープマン指揮
アムステルダム・バロック管弦楽団&合唱団
のCDで聴いていましゅ。

ライプツィヒ初年度のカンタータの中でも
名作だそうでしゅが
どうでしょうか?

第1曲のコラール
よくできているようでしゅが
感動的とまではいきません。

ある解説によると
この日朗読された
福音章句は
なんと重ねて不正を行った
財産の管理人を
その悪知恵ゆえに
主人が赦すというもの
だそうで
なんとも理解に苦しみましゅ。

バッハはこの作品で
主人の罰を恐れる管理人の様子を
主の怒りを恐れる罪人のものに置き換えて
普遍性を持たせたそうでしゅ。

全体にもってりとした印象で
格別素晴らしいとも言えないし
かといって
聴くのが苦痛なほど
つまらない作品でもないようでしゅ。

冒頭の合唱は
重苦しいでしゅが
終曲(第6曲)の合唱は
輝かしい管楽器の伴奏とともに
聴き応えがありましゅ。

以前他の演奏家のCDも
聴いているはずでしゅが
印象に残っていません。

L.A.S.Ponder
2005年バッハのマニフィカト ニ長調を
歌うこともあって
現在バッハのカンタータを
集中的に聞き流しておりましゅが
素晴らしいと思えるのは
数曲に1曲くらいでしゅ。

もっとも
歌詞対訳や解説と
首っ引きで
じっくりと聴き込めば
もっと得るものがあるのでしょうが
今はその時間がありません。

いつかじっくりと
聴きなおしてみたいものでしゅ。


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