2004年10月10日(日)  

またやりましたよ。病気発動。
今日もいそいそとブックオフへ。
所沢め。祭りなんぞやりやがって。
しかも、文庫本買ってからタイムセールしやがって…
運が悪う御座いました。
さて、本日の購入物品。

■文庫本
・痴人の愛      谷崎潤一郎
・李陵、山月記    中島敦
・きらきらひかる   江國香織
・私のギリシャ神話  阿刀田高
・白痴        坂口安吾
・田辺聖子の今昔物語 田辺聖子
・アルジャーノンに花束を ダニエル・キイス

■漫画
・妖魅変成夜話1,2   岡野玲子

しめて3000円なり。
…あんた、そんなに買って何時読むの。
図書館からも借りまくってるでしょ?
早く読みなよ、人物日本の歴史、将門を。

ところで、岡野さんの漫画は陰陽師から知ったんですが、とても素敵です。
本日購入した漫画は、全て毛筆で書かれておられます。
いやぁ、天才とはこういう人のことを言うのでありましょうぞ。
女性の艶やかなること、魔性の如し(ていうか、魔性そのものです)
先日立ち読みした、角界漫画も凄いおもしろい。
集めようかと思ってますが、今はその前に、松本次郎作品を…。
そういえば、近場のブックオフでは山岸涼子氏の全集みたいなやつが、所々抜けつつながらも、売られておりまして(事も有ろうに100円)購買意欲をそそられます。
…母親が大変好きなので、親孝行と思って買おうかしら…。
そんなこと言ったら、ベル薔薇も、あさきゆめみしも買わなくては成りません。
アァ、ますます本だらけになる、私の区画。
おフランスベットの下には、段ボールに詰め込まれた漫画漫画漫画…
文庫は衣服ロッカーの中に押し詰め押し詰め…
狂喜乱舞して購入した美術書と寺田氏画集も、ベットの下…
倉庫にも段ボール1箱分の漫画本が…
中身は昨年買った西炯子氏の漫画と、蟲師、笛ジャガー等で有りました。
009フィギュアもその横にひっそりとたたずんでおります(009画集入り)
この2箱は実家へ送ろう×∞と思っているが、なかなか日の目を見ません。
…そもそも、バイクに乗りませんのよ、多すぎて。

明日は、ホームセンターに本棚見に行ってきます。
本収集のため、マジで買わなくては行けません。
壮観だろうなぁ、文庫も新書も漫画も棚に並べると。
私の性格がさらけ出される本棚になりましょうぞ。
…まぁ、一言で言うと、「純文学から脱線してしまった文学少女のなれの果て」なんてな。
無節操に近代文学読み散らかしつつ、漫画はマニア度高いor腐女子系を羅列。
想像しただけで頭が痛い。目に悪い。
人には間違いなく見せられない、そんな本棚。
置くところが、一目に付くところしかないのでしょうがない。
「何考えてんだ、こいつ…」と同部屋の先輩に思われること必須。
すんません、あなたの横にいる輩は根っから腐ってます。


さて、話は生々流転(意味不明)
先日、職場で、秋葉原トークに花が咲いた。
私もそっちの人間に近いのだが、上手く擬態出来ているようで、ばれておりません。
何時ばれることやら。
下手な事をしなければ大丈夫なはず。
…でも、本棚見られたら、一発逆転ッ☆

えぇい。こうなりゃ、ままよ!
徹底的にやってやらぁ(何を?)

え〜、これも余談ですが、本日、とある大学の学祭へ潜入。
漫研のブースを横切る機会があったのですが、
なんであぁも、わかりやすい人種ばかり集まるの…
私がカミングアウトする事によって、その方達と同類項に成ってしまうのか、と思ったら、当分――いや、その必要がないのでずっと、一目をはばかって活動すべきと心に決めた。

別に、ヲタを否定するわけではない。
ただ、胸を張って言うことではないと確信した。
世間のオタクに対する視線はまだまだ痛い。
職場の方の秋葉原感想でひしひしと感じた。
無理してその視線のむしろを被らんでもよいのである。
・・・ばれてないんだから。
ばれたら、さぞ、冷ややかな態度なのだろうなぁ。
なんぞならんものか。この環境。
(まぁ、今日の漫研ブースを拝見するにあたり、オタク側もイメージアップ作戦に漕ぎ出すべきではないかと思った事は、ひっそりと述べておこう…)

そんなわけで、近日中に、オタクの聖地・アキハバラ電脳街へ赴き、実態調査を図る所存だ。


…なんて言ってますが、オタク仲間の暖かさを私は知っています。
あの何とも言えないぬるま湯加減に浸っていた時を思うと、一概に「オタク反対」とは言えません。
「赤信号、みんなで渡れば怖くない」
でも、周りにみんなが居ないので、渡るのを止めました。
環境が変わり、オタク仲間の絶滅につれ、私はパンピーの衣を纏うことにしたわけです。

ちなみに、漫画やらアニメ、ゲームに関心を持つことが「オタク」と罵られる行動なら、私は、オタクは止めたことは無いです。斬っても斬れません、我が漫画道。





長々と描きました。
どうでも良いことなら、長々語れます。
脱線しても気にもとめず。
勢いだけです、私。

生活には勢いっちゅうもんはみじんも御座いません。
周りに流されるよ〜に生きてます。
流れに刃向かった時の疲労を感じたくないので。

だから、こんなとこで抗うわけですな。
自分で流れを作る、そんな事もしてみたい訳です。
絵を描いたり、文を連ねるとき。
それが、「流れ」を生成する事なのでしょう…。
時にはそれが苦痛にも成りますが。

そして、その苦痛も含め、抗った証拠の「流れ」を他人に見せる事を選んだ私は、とんだマゾヒストではないかと、ふと、思うことも有ります。

所詮、なにもかもが自慰行為です。はい。

認めます。ここに。





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・・・あれだ。
難しい本読み過ぎて、思考回路異変来してるね。
難しいいうても、芥川ですが。
あ、三島も読んだっけ。効くの遅いなぁ。




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