雑記帳

2004年09月10日(金) 猶予(いざよい)の月

猶予(いざよい)の月 神林長平著 早川書房 1992/5/20

惑星カミスの住民、詩人アシリスは姉イシス(理論士)を愛していた。イシスは許されない仲を公のものにするため惑星リンボスに二人を投影することにした。悪党バールの計画と重なったため、思いがけない状況に閉じこめられる。そこから脱出手段を探る姉とその場での居場所を見いだそうとする弟。擬動させられた生命体はどうなるのか。

理解しようとはおもわない。理論と情動のせめぎあい。破綻の物語である。カミス(月)とリンボス(地球)の考え方の違いがおもしろい。

評価 ○


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