| 2003年09月03日(水) |
輝く日の宮(うんちく本) |
輝く日の宮 丸谷才一著
源氏物語うんちく。
ヒロイン邪魔である。
前生がでたとこで、引いた。夢落ちは蛇足である。解釈をわかりやすく伝えるための狂言回し。 オーバーラップさせて、のめりこませるのが目的かもしれないが、現代の記述はいらない。旧仮名遣いも1990年代を舞台にしているのと、源氏との距離を縮めるためだろうけど中途半端である。読みやすい旧仮名遣いはムードをかもしだすためのものであり、必然性がない。小説という形をとらず、丸谷が「私はこう推測します」と前面にでてきているうんちく本のほうが好みだったかもしれない。
評価 ○(うんちく部分は楽しんだ)
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