カニスの血を嗣ぐ 浅暮三文著 講談社ノベルス 1999/8/5嗅覚が発達した男。 嗅覚を流れとして捉える。 そしてのこされたメッセージを読みとる。 巻き込まれ型主人公。何冊か浅暮の作品を読んだが 男が女を「追う」 というのが一貫したテーマのようだ。 それも 受動的に。今回は犬と比較してるためか 排泄物のメッセージよみとりが 物語をひっぱる。好みがわかれそうだ。評価 ○