大人の再開ピアノ、もどき
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2005年07月02日(土) ツェルニー1/40、2/40 とギロック続き

五線譜からはみ出る音符の譜読みが以前よりはマシになったので
昨日からツェルニー四十番を再開している。
二十番までは機械的にこなしたほうがよさそうなので日付の順に。
後半は応用らしいので暫くは二十番までは繰り返すつもり。
一番二番をもんのすごくゆっくり。
速く弾かないと無意味らしいがまだ効果を出そうなんて考えずに
ともかく挫折せずにこなすことのほうが大事。

ギロックはとても曲に聴こえないものから
曲っぽく聴こえてくるようになったものまで。

九曲目 A Faded Letter ホ長調 FisCisGisDis
これは日本語訳のとおり。色褪せた手紙。
平仮名より漢字のほうが好きだな。
美しい思い出にふけるのは年寄りの特権である。
若いうちに思い出に浸ってばかりいるのは粘着といって嫌われる。
五線からはみ出た音符はやはり読みにくい。
簡単なほうなので一応曲らしい演奏に。

十六曲目 嬰ハ短調 Humming Bird FisCisGisDis
ホ長調 A faded Letter と対。
記号が四つでになるといきなり弾きにくくなる。
そこにスタカート記号がつくと更に難しさ倍増。
曲とは言い難い。

十九曲目 Soaring 変ホ長調 BEsAs
ゆったり弾けるので楽に曲らしくなってきた。
ハ短調 Seascape(曲になってねー)と対になってる。
日本語訳は飛翔なんだけど、飛翔とするとむしろflying。
意味が広すぎて原題のイメージが湧かない。
曲は旋回しながら舞い上がっていく
鷲とか鷹とかコンドルとかいった大型の猛禽類のイメージなんだよな。

十曲目 Dragon Fly ホ短調 Fis
ト長調October Morningと対。
記号が少ないと弾くのが楽だよ。
なぜこの曲がとんぼなのか?
とんぼの飛び方は、スイスイスイで急ブレーキ。
作者には悪いが、スイスイスイの部分がどうも納得いかない。

二十一曲目 Night Song 変ロ長調 BEs
ト短調 Deserted Ball Roomと対。
日本語訳は夜想曲。夜を想うのか夜に想うのか。曲は後者のイメージ。
素直に夜の歌、でいいじゃんと思うのだが、ダメなのか?
静かな夜にロマンチックな物思い。ゆっくり目だと一応曲らしく。

十二曲目 Autumn Sketch ロ短調 FisCis
ニ長調 Legendと対。
なーにーげなーいこころのふーれーあいーに。どうしても中村雅敏の顔が浮かぶ。
こういう音の少ない曲はきれいに聴かせるのが難しい。
はっきり言えば下手が目立つ曲なのだ。
目の奥には桃屋のCMがちらついている。

二十三曲目 An Old Valentine ヘ長調 B
ニ短調 Interludeと対。
愛する人と過ごした思い出ですかね。ロマンチックー。
聖バレンタインの虐殺を思い出してるわけではなさそうだ。

十四曲目 Winter Scene 嬰へ短調 FisCisGis
イ長調 Song of the Mermaidと対。
曲集の中での難度は中くらいかな。重音弾きにくい。


五葉 |MAIL

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