|
事務局 日誌 DiaryINDEX|past|will
滋賀県のご遺族が来局。数年前にお父様が7年の闘病の後他界され、以来ALS・呼吸器が頭から離れず旅先でもそうした話ができるところを訪問するとのこと。家族を大事にしてくれたお父様だったので、ういう形でも生きて欲しかったから呼吸器を装着したが、母の苦労を思うとどうだったのか今でも分からない。こればかりは味わった人でないと分からない苦労が多すぎる。呼吸器どう思います?と、今でも涙ぐんでお話しされた。私は「多くは介護力の問題、そして外せる権利のあるなしの問題だと思うけど、生きて人間の可能性に挑戦している方も素晴らしいし、また、呼吸器を着けないという選択も立派な一つの選択だと思う」と申し上げた。悩みのつきない問題。
事務局超日記
|