昨日、博物館員をしている女の子と会っていたのですが、 時事的にも、萌え的にも、 興味深い話を幾つか聞かせてもらいました。
古墳の壁画の損傷事故などは、 彼女の立場で見ていると、
「事件は驚くことではなく、 各地で起っていることのひとつなのが悲しい」とのことで。
裏で、さまざまな文化財たちが、 事故に見舞われ、劣化をするのを、 悲しんでいました。
また、博物館の問題として、
「今の博物館の多くは、 見学者に要求する知識のレベルが高すぎる」ことを挙げ。
「たとえば、展示に付される説明書きは、 高校の日本史をすべて学んだことを 多く前提とし、 そのため教科書に出てくる歴史用語は、 説明もなしにぽんぽんと出、 よって『説明書き』が、 全然説明になっていないことも多い」、と語り。
なるほど、 展示の題も説明も、 「見ただけ」で終わる、「わからず」終わる、 そういうことが、ままあるわけだと知りました。
「せっかく、素晴らしい文化財を並べても、 説明の仕方が足りなくて、 理解がされず、 素通りされるのが、本当に寂しい」。
博覧強記な上、 仕事に鷹通のように真摯である彼女は、 そんな現状を変えてゆきたいと、 語るのでした。
また、萌え的にヒットな話では、
「日本のお寺は一般に、 持つ文化財を公開をする傾向があるけれど、 神社のほうは、概してお寺より、 非公開の傾向」
「たとえば厳島には、すばらしく美しいこんな大きさの(と手ぶりで説明) 清盛の写経があり、(たぶん平家納経の一?) その、紙も装飾もうっとりするほど美しいのだけど…
あの、本物がもっと見やすくあったらいいのに」とのことで。
思わず、熱い彼女の語りに、自分も熱くなりました…
彼女が出世をし、厳島神社やそこここの寺社に 太いコネを持ち、 萌えな遺産を大事に守りつつ、 見やすく広めてくれるのを、楽しみにしたいです。
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