白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年06月21日(水) 七夕を前に友鷹妄想






  
 
 一年一度、七夕に。

 それも、晴天の夜にだけ、
 ここをおとなうあるじのため、
 鷹通は日々、この別邸を、すみずみまで磨く。


 まるで、あるじが毎日ここを、訪れるかのよう――


 掃除をし、部屋を飾り、
 時には自ら庭に降り、庭師のまねもする。


 
 「…去年は雨夜であったから、果たせなかったけど。


 あすこそは、晴れ渡ったら、嬉しいのだけれど……」




 もう、街では見えない星を、優しいあの方に。

 
 おととしの夜、共に見た、星空を見せたい――

 







 
 
 
 
 

 
 
 



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