白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年05月27日(土) あの国の本をめくって

  
カズオ・イシグロの「わたしを離さないで」の途中、
ルバーブの話が出たのを機に、
英国熱がふつふつと沸いてきて、
「丘の上」の続きを無性に書きたくなりました。


鈍い灰色の低い空、
雲間からときおり差す光


囲いをもたない家々の前庭で、
道ゆく人にひとしく微笑む
とりどりの花たち


夕方5時までの店は、
5時には店員が店から居なくなり


ルバーブのパイはあんなにも美味しいのに、
ゆでた野菜はくたりとしている
不思議な食事情


つっこみどころが各所に満載なのに、
不思議にスマートな英国



愛すべきあの国のそんな光景を、
丘の上で書こうと思ううち、
果たせずに何年も過ぎ去って、
今に至ります



お世話になったさる大学の食堂では、
今日も未来の淑女らが、
大量の昼食を目にもとまらぬ速さでたいらげるのでしょうか…



(私と先輩は量に負けて外のマックに何度も逃げました…)











 
 


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桂子 [HOMEPAGE]