白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2006年05月11日(木) 冬目景以上/追記・お詫びと訂正と御礼

  
*お詫び*

こちらをご覧くださったご親切な方に、
冬目景さんは女性の方と教えていただきました。
既にご覧いただいた方には大変申し訳ございません…><

長年の間違った思い込みを正していただきました。
(そしてびっくりいたしました…そそそうだったのですね!)

フォームのほうより教えてくださった方には、
ご親切にしていただき本当にありがとうございました。

(ご返信不要とのお気遣いまでいただきまして、
あたたかいお気持ちに重ねて深謝申し上げます。
匿名でいらっしゃいましたので、
この場でせめて御礼を述べさせてくださいませ…)


皆様にお詫びをし、以下の日記を訂正させていただきます。






漫画家・冬目景が描く、
布の厚みを感じる服が好きです。


そよ風程度じゃめくれなさそうな、
ごわついた質感の服。


それは、彼女のえがく少女らの、
青い、かたくなな精神を、
包むのにとてもふさわしいように思います。



また、かかれる体、建物も、
彼女の絵には、物のリアルな重みがあり。


だからでしょうか、どっぷりと。

世界の中に気付けばつかっています。




そんな、お気に入り作家・冬目景は、
「羊のうた」、「黒鉄(くろがね)」ほか、
佳作を既にいくつも持つ、売れっ子さんですが。



「ハツカネズミの時間」の最新巻で、
彼女はこれまでにないほどに、
この連載は、苦労をする、
毎回手探りの状態であると、
告白をし。


面白く読んでくれている読者には、
不安にさせて恐縮だがとも
書いていて。



あぁ、これほどの方でも、
そんな風に悩まれるのだと思いました。





昔、大作家が三島由紀夫に。


「君は、どんなに下手に書いても、
三島由紀夫以下のものは書けないのだよ」



そんな、意味の賛辞の言葉を贈ったそうですが。



私が、大漫画家さんであったなら、
冬目景さんに同じよう、
そんな言葉を贈りたくなるだろうと思えます。




お話の筋立てだけじゃない。

キャラの魅力だけでもない。

懐かしい優しい絵柄に惹かれるが、
そればかりでもない。


語りすぎないネームの力もすごいが
それだけでもなくて。


冬目景を彼女たらしめている、
底の部分、みなもとに、
自分はたぶん、惹きつけられているのであり。



その、みなもとが生むすべてのものが、
楽しみなのであり。



生まれた何かから、またそのみなもとへ、
思いをいたしつつ。




また、次には何が生まれるのかと、期待をするのです。








たぶん、作家自身が思うより、
ファンたちのほうがその才能の、強さを知っていて。

 

真の、才能を持つ作家なら、
それ以下のものを出すことは、
ないのを知っていて。



けれど、作家は今の自分以上、
ファンたちが望むそれ以上、
作家以上を求めるから、悩みもするのでしょう。



 
今を超える、冬目景にきっと出会える。



 
 
 

 

 



  

  
 
 


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