白虎草紙
『遙か』の白虎組についての四方山話、SSなどです。

2005年01月17日(月) 更新「UBIQUITOUS  ユビキタス (19)」/「グランマ・モーゼス展」

渋谷Bunkamuraにて開催中の、「グランマ・モーゼス展」に行きました。

70歳を過ぎてから絵を始め、101歳で亡くなるまでに
1,600点ものアメリカの田舎を描いた人。

「見たら絶対好きな絵だから」と誘われて見に行ったのですが、
そのとおり、一点一点心からの愛情を持って描かれた作品は、
優しくてあたたかで初見で大好きな画家になりました。


遠近もデッサンも正しくない。でも、
そんなことどうでもいいくらい、むしろそれだからこそ、
この味が出るのだろうと思えるほど、
山も畑も空も、人々も、
心に沁みました。


パイを焼く、砂糖を作る、
アメリカの田舎の四季は、なんて豊かで楽しげなのだろうと。

ひととおり見て、最後に解説フィルムを座って見たときに。

賑やかに描かれた景色は、描かれた時には
なかったものだと知り。

人々が去った田舎になお残り、
記憶を辿り、資料を集め、描いていたのだと知り、
思わず涙が落ちました。


アメリカの人々が彼女を、彼女の絵をとても
愛しているのがそこでようやくわかった気がしました。

失った懐かしいふるさとがその絵のうちに、
優しくあるからなのでしょう。


*

今日は日中とてもあたたかで、外に居たら
たまらない幸福感に包まれました。

帰ったら今日こそはアップしよう〜と、
「UBIQUITOUS  ユビキタス (19)」を掲載いたしました。

前回の終わりが簡単にわかるよう、
コピーを付しています。
あいかわらずのへたっぷり…ですが、
愛情だけはてんこもり。
年を越してもやっぱり友鷹が大好きだなあ…とv

よろしかったらお時間のあるときに、
ご覧くださいませ…

では、とりいそぎお知らせまで。


 < BACK  INDEX  NEXT >


桂子 [HOMEPAGE]