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■ 猫生いろいろ
数日前、猫おばばさんが>失礼なネーミングだよな
ホクちゃんの安否を心配して電話を下さいました。
ホクちゃんはその後も再び情報紙に掲載してもらった
のだけれど、目撃情報もなし。
私も沈みがちだったのですが
いつも元気な猫おばばさんの声が
ワタシ以上に沈んでいるように感じられました。
元気がなかったワケは
11年生きた猫くんの様態が悪く
今日明日には天に召されるだろうということでした。
その猫くんについて、以前聞いていた話がありました。
猫くんは驚くほど幸運の持ち主だったのです。
今から7年くらい前、猫おばばさんちで暮らしていた
その猫くんは当時うちと外を自由に行き来していたそうです。
ある日、もう1匹の猫と共に急に姿を消し
どこをさがしても見つからなかったそうです。
半年がたち、半ばあきらめかけたとき
当時中学生だった息子さんが
部活の練習試合で隣の市に遠征に出かけ
練習試合の会場まで仲間達と歩いて移動していると
なんとも偶然に
その猫くんを見つけたそうです。
間違いなくうちの猫だと確信したものの
部活の途中に猫を連れて行くことも出来ず
その場はあきらめ
帰宅してからすぐさま猫おばばさんと探しに向かいました。
夜だったのだけれど
そこの場所で猫にゴハンをあげている人がいて
行ってみると猫くんもゴハンを食べていました。
猫おばばさんは本当に感無量の再会だったのでけど
猫くんはすっかり忘れていた様子だったそうです。
ゴハンをあげていた人に聞いてみても
半年前ほど姿を見せた猫だというので
間違いなくうちの猫だ、ということになったそうです。
その猫くんは猫エイズだったものの
カル○ンの缶詰を毎日もらいころころ太っていた
そうで
おまけに猫くんは水を飲まずお湯しか飲まない
猫だったのだけれど
その場所は温泉地で、側溝にはお湯がたっぷり流れて
いる場所。ほんとうに猫くんは幸運でした。
後でわかったのは
猫おばばさんの近所のアパートに住んでいた
男性が2匹の猫を連れ去り
その場所に置き去りにしてきたということ。
残念ながらもう1匹は発見できず。
それから猫おばばさんは室内外で
猫を飼うことにして
自宅に今では十数匹の猫が暮らしています。
その猫くん、ラッキーくんと名前をもらい
とても幸せな猫生だったろうと思います。
虹の橋を渡ったラッキーくん。
ラッキーくんを亡くした猫おばばさんは
いっぱい猫たちもいるし前向きに、といって
いましたが何匹猫がいても
やっぱりどの子も"オンリーワン"ですもんね。
心中はとてもつらいと思います。
ラッキーくんのご冥福をお祈りいたします。
2003年05月02日(金)
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