夢見る汗牛充棟
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| 2006年06月25日(日) |
映画 ポセイドン ※ネタバレありそう |
を見てきました。 本当はトリック2を見ようかという話だったんだが、 ポセイドンは先に終わっちゃいそうだね、という話で急遽こちらに。 思ったよりもお客さんが多くて、前3列以外はほとんど埋まっていました。
途中でだれようがない造りなので、金返せ〜!! とは思わなかった。 一緒に見た友人の感想がもはや付け足すことは何もないほど完璧でした。
「要するに、ドシーン、ザブザブザブ、ドカーンでガシャーンで ミシミシバリバリバリバリって話」
いや、まさしく。その通り。
そして、すっかり使い捨てアイテムだった“地図”が気の毒で 涙がちょちょぎれた。
確かに、迫力満点の映像。息をつく間も、飽きる間もなかった この感覚は、絶叫マシンに近いかなと思いました。 その分、余韻もなし。
ちょっと天空の城ラピュタのムスカの台詞をスクリーンを見ながら 思い出していた私。「みろ〜、人がごみのようだ!」ってやつ。 主役とそれ以外の格差がはっきりしていて、それ以外の人は誰も 足掻かない、彼ら以外、誰も生き残らないというのが切なかった。
そして、映画館の帰り道レンタルビデオ屋に立ち寄った私は ポセイドンアドベンチャーを探したんだけども、貸し出し中で さらに切なくなったっす。
個人的な好みとしてはもう少し人間ドラマが描かれていると嬉し かったかな、と。
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