DiaryINDEX｜past｜will
| 2013年06月25日(火) | しらない味、しらない音�� |
ホーム訪問、七夕コントなど
おたがい忙しいので毎月ぶっつけなかんじでのぞみます。
待ち合わせ場所へ急ぐと
織姫が朝のかたすみでせっせと小道具づくり、何故かソロバンをふたつも用意している、機織り機の音はこいつで、と笑う
100均の笹の葉を体にまきつけ、おねがいごとをまとうわたし
とん、とん、からり、とん、からり、
大きく小さく、楽しく楽しく、
リズムをどんどん加速してゆく、認知症のみなさんは
無邪気についてきてくれる
百まで生きる、
って
今の世の中でおねがいしても、ふかのうではなくなった
『七夕』
『雨降りお月さん』
『有楽町で逢いましょう』
ハモニカ奏者が
雨だとこまるって言ってるの、大人だけよね、と。
『あめふり』(白秋)
を唄っていると、５題目まで歌ったね、
あめあめふれふれかあさんが・・・・
・・・・かけましょ、かばんを・・・・かねが・・・・・・・あらあらあのこはずぶぬれね・・
・・きみきみ、このかさ・・・・
・・・・・・・おおきなじゃのめ・・・・・
・・
前のソファに座っていたおばあちゃんがひとり泣き出して、ずっと泣いていた
かわいくてかなしくて、びっくりした
かわいくて
(なにをおもいだしたのだろう)
めをひらいたままで、涙をぬぐおうともしないのだ
(それとも)
傍で若いワーカーさんがじぶんの腕を回し
むこうがわの腕をゆっくりとさすってずっと声をかけていた
幼い、幼い顔で、泣いていた
