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| 2007年04月09日(月) | 春ののど飴�� |
巻き舌と口笛は春休みの課題
「イタリア人になれるよ」
○
硬貨を
セロハンテープで貼りつけてある
どんな思い出の とおい
ヒルトンホテルの春
一年間の役目を終える頃
わたしという集金係に
あえないそのひとはひとづてに
二百円と、慰労のみじかい文面、
ホテルの便箋と封筒が
しろい
その空白と百円玉ふたつ、やわらかな文字のバランスが
とても清潔で色っぽい
○
すべてが殺戮される
ことに神はいないと思うか
けれども自分が生かされる
ということにおいて
神はいると思うか
ルワンダのあるひとつの《記録》について
指揮者がすこしはなしたあと練習は終了
○
とてもながいあいだ
考えている
資料を読んでは
考えるだけ
の日々
○
ある休日
高円寺純情商店街へ
ウクレレライヴを娘とふたりで
ところがおおいなるカン違いで日にちを間違えていたことに
会場についてから
気づく
「ママ、今日じゃなかったの？よかった、ここじゃないと言われるのかと思った」
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