〈風の象・命の象〉原健吾油彩展立川・たましんギャラリーへふかふか絨毯、銀行員たちのたまりばのその一角にいささか二日酔い気味の画伯はっけんのんびりと絵のなかに半日いろんなおしゃべりをしながら不可音でできている楽章のことなどはなしながら回廊を小部屋を巡りいくつかの新作の不可思議な山々の色彩がわたしをとらえる