しゃぼん暮らし
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音譜がまだあたまのなかで踊る数日
そとのおとがじゃまになる
オーケストラと
その舞台はなにもかも初めてで
昔、
こどもたちが赤ちゃんだった頃
遠くの花見台の公園のなかのおおきなホールに バスに乗ってでかけたことがあった
ホールの練習風景をりんせつした小部屋で見学できる窓があった
窓からきらきらした金管が鳴るのを眺めた
あれはもう思い出みたいになっていた まだ乳飲み子のしめっぽいこどもたちと私
何度かめのオケあわせの練習のとき
稽古場のホールに窓があった
ひかりを目のなかに映しながら
指揮者のひとみを 指をみつめた
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