しゃぼん暮らし
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2006年11月24日(金) たどれ ゆめじ

音譜がまだあたまのなかで踊る数日

そとのおとがじゃまになる


オーケストラと

その舞台はなにもかも初めてで



昔、

こどもたちが赤ちゃんだった頃

遠くの花見台の公園のなかのおおきなホールに
バスに乗ってでかけたことがあった

ホールの練習風景をりんせつした小部屋で見学できる窓があった

窓からきらきらした金管が鳴るのを眺めた


あれはもう思い出みたいになっていた
まだ乳飲み子のしめっぽいこどもたちと私



何度かめのオケあわせの練習のとき



稽古場のホールに窓があった


ひかりを目のなかに映しながら


指揮者のひとみを 指をみつめた



ひろたえみ |MAIL