しゃぼん暮らし
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はなれてゆくひとは遠くまでゆかない
ような気がしている
しばらく 胃がおかしくてビオフェルミンを飲んでいたら 「おくすり、のんだ?」と聞いてくる娘 何故か ゆうがたに
カワセミの葉書がくる
きれいな夏羽
嘴にジェル状の小生物がみえる、獲物だ、これどこで撮ったのかな あのひとらしい
中学生達のまえで 《アンネ・フランク》について語る時間をいただき おはなしをしてきた
いい体験だった
発語することで零れてくるものの、
手強さ
ここは
「ランニングホームランを打ってかえってきた野球選手のような」
「息で」
と指揮するひとは言う
そのとき譜面の音符は球場の空をめがけるのか
どこ
どこ
緑の木々を眺めていると、あの幹から 削り取れるもので 笛をつくりたいと思う
ふるい横笛のような音色が欲しい、なつかしいような
女の子がはじめての30センチ、うすいものさしをもらって帰ってくる 竹のものさし、サシ袋をつくる
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