書き初め大会姉は「生命」妹は「大」と描いている体育館は寒いおしるこ作りの手伝いが終わったのですみっこで「霰酒」「冬の灯」「春待つ」などと落書き書道コーチのおじいちゃん達と談笑午後から北鎌倉へ線路のこちらがわの池が凍っている明月院を過ぎてのぼりのながい坂道ようやく目指すお宅へ歌の練習,大型犬つきルークという名の犬はわたしの拳をすっぽり口のなかにおさめた伝わる何度も何度も噛んでくる