しゃぼん暮らし
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2005年12月23日(金) 〈天使について語れ、然らばその羽音を聞こう〉

東山魁夷記念館へゆく

つめたい坂道をゆけどもゆけども
たどりつかない

うすく夕暮れ

閉館ぎりぎりにとびこんで少年時代の彼の書簡などをガラス
越しにじっと見つめおもわずケースを机にメモを取る

警備員に注意される




きょう二度目だ


冬のちいさい子たちとのちいさい旅です


その朝は仕事へゆくひろたさん(夫)とともに出かけ
わたしは姉妹と両国へ

開館前の相撲博物館の前庭がひろびろと素晴らしく
たいへん気持ちがよく

姉妹と駆けだして走りまわり
どこかいけない所によじ登っていたようで

警備員に注意を受ける

演劇集団・円のこどもステージ『おばけリンゴ』を観劇後
ゆりえさんの住む町へ


ゆりえさんは金沢のもと豆腐やの娘
ひさしぶりにあう

子供達がまだうんと小さい頃から遊びにきてくれていた
「ゆりりん、ゆりりん」と子供達が呼ぶ



姉妹とお風呂につからせてもらっていたら

「わすれてた」と

手がすいっと


はこぶ


柚子が


ぽちゃん、ところがった





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