しゃぼん暮らし
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| 2005年11月16日(水) |
なまえに海あるひと[3] |
昭和初期のラジオドラマ集を読んでいる
ふるい本 ほろほろの表紙 旧字
本のさいごに放送日の日付と作品が並んでいる
伊藤氏は詩人、そして放送作家でもあった 『飛翔』『霧の季節』
この時代の恋人同士はおたがい敬語でかたりあうのである そして音楽や効果音のくっきりした 丁寧なつくりに
はるかな温かな気持ちになる
寺山や藤本義一、川崎洋などの さいしょに音波に乗った作品なども面白い
合唱団の来年の演奏曲に 練習中のモーツアルト『レクイエム』と
もうひとつくわわったのは
この伊藤海彦氏・作詞 荻久保和明・作曲の合唱組曲 『季節へのまなざし』
あまりのぐうぜん
おそろしいように嬉しい
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