しゃぼん暮らし
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2005年05月15日(日) 五月の歌


舞台奥

しろいパネルが並んでいて

つくりかけのシェルターみたい

降ったり照ったりのあやしい空模様にくわえ
微震までの三時間余


わたしにとっては
はじめての音楽祭


いつも暗い舞台にたって
へんな動き?をしていたせいか
こんなふうに一糸みだれぬ、という感じで
あかるい照明にいるのって

ちとてれる


M2のとき
舞台では薄桃色のドレスの淑女達が
ア、ヴェ、マリィアァァ、、、、、と歌っていて
びくともしなかったな



あと某男声合唱団が70人くらい、無伴奏、

ろうろうと

『月光とピエロ』堀口大学・作詞/清水脩・作曲
を歌いだして



おろおろした




   泣き笑いしてわがピエロ

   泣き笑いしてわがピエロ

   秋じゃ秋じゃ

   秋じゃ秋じゃと歌うなり


     うーとーおーなーりー♪




いきなり思い出して
おろおろした

これ、中学の時、混声で歌ってたよー
忘れてた、

どうしてどうして、



激しく思った

だいすきだったよ、私、この唄





後半
出番

『Kyrie』『MisericordiasDomini』

緊張した

祈りの唄はさまざまなエネルギーが充満して
息が苦しくなる



五月、レクイエム、本望でした




そして

ピエロはふたたびわたしのものに





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