川を歩く渡り石のうえを跳ねる姉妹小声で唄う妻ぼんやりするひろたさんのそばでもっとぼんやりと頭をたれてずっと座り込んでいる男がいるのだった時々顔をぬぐっているほかには人気がなくわたしたちは気にしないふりをしつつ遊ぶ