しゃぼん暮らし
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陸橋のあたり
遅れて出てくる ひろたさんを待った
階段をのぼってプラスチックの囲いの破れた穴から 家のほうを覗く
風に吹かれて男が次々やってくる
「みんな、パパが変装してるみたい」と ユイ何故かうれしそうな声
でかけた先が たまたま以前住んでいた家の近所で
遊びにゆく家族と別れて 以前、早朝よく通っていた馴染みの廃屋へ
数年ぶりの再会である
かの家
外壁一面にぶざまな補修がなされ ちいさな庭は庭らしく整頓されていた
玄関の鉄柱の前に看板
<七々扇ヒデ花舞踏研究所>
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