しゃぼん暮らし
DiaryINDEXpastwill


2005年03月15日(火) 側溝

最後のご奉公でござる

大掃除
ジャージに半袖

ハタキをかかげて

木の園舎の
一番たかいところの電球のそばで
ふいにしみじみ


せいたかチームのわたしとオイカワさん
は後半ドブへ回る
うすいナイロン手袋を
渡されて
側溝の蓋を持ち上げて
ふちのほうに固まった砂を落として
きれいにする

泥水をすくいながら

「なんか泥遊びしてるみたい」
ドブに沿って座り込んでお母さんたち

水がホースから次々流れて終了

「ああ、きもちいい」とハバサキさん
こんなに邪気のない声ってあるんだ、と
びっくりする


重い側溝の蓋をすこんすこんと嵌める

えい、やっ、えい、やっ、と


「ひろたさん、うまーい」「プロみたーい」と
褒められる

てれくさくなり
気の利いたことを言おうとしたが
やはりてれくさく

やめる







ひろたえみ |MAIL