しゃぼん暮らし
DiaryINDEX|past|will
| 2005年03月06日(日) |
お天気雨をうけながら |
早朝
川辺の木々が雪の雫をこぼしていた どこまでも歩いてゆきたくなる
赤煉瓦のふるい建物の周囲に 足場が組んであって 鉄筋も濡れていた
福岡文学館、とある
受付をのぞくと眠そうなお嬢さんが 「まだ開館していません」と言う ゆるりとした南のイントネーション 「雨漏りしてるんです」と言う、そのため修復中なのだ すこしだけ と室内の螺旋階段や資料室など覗き見する 奥まったところにあったちいさな喫茶で珈琲のみたかったな、いつか、いつかね
ホテルに戻ると子ども達は起きていて 「はやく、はやく」と
お義父さんとお義母さんを迎えにいって合流 昨日のお疲れもみせず子ども達とよく遊んでくださった (博多にポケモンセンターあるんですね)
お義父さんは風呂敷包みにマイ焼酎を持ち歩かれるかた、 陽気でしぶい、とてもおつよいのです
みんなで噴水をみた 音にあわせて水が踊るさまを なんとなく だまって見ていた
帰り道 中洲の繁華街を歩きながら しきりに雨があかるい空から降ってくる
おおきな橋の欄干にしろい鳥がとまっている
「カモメ?」
「ここは海がちかいんだよ」
お義父さんは 「ポチーポチー」と言いながら鳥にお菓子の屑をまいていた
|