しゃぼん暮らし
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2004年11月11日(木) 『サーカス物語』

ffやBBの告知をしていたら

PP骨董市のお知らせが来た
やまなみをぬって
出かけたい

ひっそりと素朴な品々が並べられて
雨がふったらひなんを手伝おう、と思う

とても遠いところだけど
走ってゆきたい

水流を弱にして
ぬいぐるみを洗いながら

今朝五時の星のことをかんがえる

一番星
トンネル
浜一(はまいち)クリーニングのけむり
のスペシャルな走路

かんかんと冷えた空の星は
トンネルをぬけるころには空によりそって見えない
車道から裏道へすこし走り出すと
側溝からしろい煙が湧きあがって


この目の

よろこびよう


時折
この季節『サーカス物語』をひらく
M・エンデの子供向けの戯曲、矢川澄子訳、司修画
捨てられるところだった
二年前地区センターの前のダンボール箱から
救いあげた一冊

そのとき
わたし

なにか別なものもすくいあげたと思う





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