しゃぼん暮らし
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2004年08月06日(金) 無人改札のハムレット

始発で帰り
最終で稽古場へ

いなかのでんしゃ

金沢の病院へ御見舞いにゆきたかったけれど
この調子では再会はかなうまい
蓄音機館にもゆきたかったけど

とぼんやり

今あのひとやこのひとが

いなくなったらどうしよう、とか
あらゆるひとの事を何故か
つよく焦がれるように思う

そして停電





ドラマ工房

二本立てのもうひとつのHMとつなぎを
あわせて稽古


いろんな作業をしていたら
朝になった

本番の日の朝


音響の大谷さんはこのまま残って
音の仕込みをするらしい

私たちは朦朧としつつ途中コンビニで買い物をして
真夏の早朝、まぶしいひかりである
ほんとうの若者、若者のなかの若者、さやかちゃんの笑顔が
とろとろに眠そうである
若山家へつくと、たくろうが朝ご飯をしゃっしゃっと作っていたようだ
いい匂いの、きれいな

なにか


なんとかいうものを

はんぶん眠っていて
わからない


ひろたえみ |MAIL