しゃぼん暮らし
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2004年05月25日(火) だれがころんでる?

だ・る・ま・さんが・・・・・



ぺらんぺらん話すひとたち
異国の言葉がつぎつぎとくりだされ
抑揚が抑揚を呼び
とりまかれる


ふしぎな群読のなかにいる


オフィス・タワーにのぼってある一室
多言語の自然習得 ヒッポファミリークラブのみなさんだ 
みんな七ヶ国語ではなせるのだろうか 
小さい子も韓国語、ロシア語など駆使しているしまつ


知人につれられてきたものの
あまりのひらかれたあかるさに怯む
皆いきているひとと話すのがとても好きなのだ

そのうち
『人麿呂の暗号』『古事記の暗号』等の著者の北村まりえさんの講演会に
学者っぽさは微塵もない溌剌としたおしゃべり好きなお姉さん
親しみやすい語り


赤ん坊のように世界をまるごととらえることができたら

聞こえたようにしか話せない

いっぺんにわあわあ言って
いろんな国の言葉をおぼえることができるのだろうか

雨でも水溜まりでも滝でも水道水でも
アグア

犬でも猫でも虎でも鹿でも
わんわん


積み木のような文字も
読むことができるのだろうか


ア・イ・ウ・エ・オが存在するための軸


いくつかのお話のなかで
日本語と韓国語の類似について
話されたのが印象的だった



わたし ちいさいころ目を閉じて

だ・る・ま・さんが・・・

こ・ろ・ん・だ

こ・ろ・ん・だ


韓国語でコロンダ、って歩いてくる、
っていう意味なのだそうだ



そういえば
だあれも転んでいなかった

だるまさんは歩いてくるのだった

じぶんでじぶんの目を隠して
わたしなに思っていたかな



ひろたえみ |MAIL