★悠悠自適な日記☆
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この3日間で、私は部屋の大掃除をしました。私は大きなイベント(たとえば学期が終わってからだったり、芝居の公演だったり)が終わって長いお休みがある時にドカっとまとめて部屋の大掃除をすることに決めています。今回は、やっとのことで受験がひと段落ついたので(終わったと言えないところが微妙に悲しい。)久しぶりにやることにしました。
ところが、私はお掃除がとても下手なようで、母や弟に散々バカにされる始末です。特に弟は収納が大好きで、近藤のり子先生の番組はマメにチェックしている程の兵(つわもの)です。弟のアドバイスによると、一気に整理しようと思うのではなく、今回はココ!と決めて掃除しろとのことですが、そう思いながら引き出しを開けていっても、数時間後には私の部屋はスラムと化しています。
自分が整理下手なことはわかっているので、できるだけ日頃から物を増やさないようにして、いらない物は思い切って捨てていくことにしています。どうしても捨てるかどうか迷ったら、とりあえずもう1年置いて、それでも必要なかったら捨てる…という基準を決めて挑みます。
それなのに私の掃除がはかどらない理由は、物には記憶が刻まれているからです。私は、物を捨てることは過去との断絶だと思っています。雑誌や通販カタログ等は簡単に捨てることができても、人からもらった物や手紙にはその時の思い出が詰まっていて、それを捨てるということはもう二度とそのことを思い出さないかもしれないわけで、過去との断絶をしてしまうことになるから、今しっかり心に焼きつけておこう…な〜んて思って昔のことを思い出したり反省してのめり込むから部屋は一向にしてキレイにならないのです。 (あ、ちなみに基本的に手紙は捨てません。友達からもらった言葉は財産なので。)
結局、たかだか6畳の部屋を掃除するのに3日かかってしまいました。母には「アンタはつくづく主婦には向いていない」と言われます。私もそう思います。
今回はゴミ袋7袋分の物を捨て、収納もできるだけクローゼットに押し込んで、部屋は少し広くなりました。これなら毎日腹筋とストレッチ運動が可能です。
ただ、廊下に放り出された7袋分の過去は私の胸を締め付けます。
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