★悠悠自適な日記☆
DiaryINDEXpastwill


2002年11月09日(土) 冷静と情熱のあいだ

 ゴールデンシアターで「冷静と情熱のあいだ」を見ました。とても静かに物語は進んで、でも感情は激しく交錯していて、とても美しい映画だなぁと思いました。
私は以前にこの小説の赤と青の両方を読んでいたのですんなり物語りの世界に入り込むことができました。映画は、どちらかと言えば青の、辻仁成さんの方の小説を主体に、赤と青の両方の共通する部分を切り取って再現したという感じでした。この映画は観に行きたいと思っていたのに行けなかったので、家族の邪魔も入らず家で一人で見れてよかったです。

 テレビでとはいえ、映画を見るのは本当に久しぶりです。私は普段本当に映画を見ません。一番最近劇場に足を運んだので「バトルロワイアル」です。(で、その前に見に行ったのが「ドラえもん」…苦笑)
そういえば「ハリーポッター」も「ロード・オブ・ザ・リング」も「千と千尋の神隠し」も見ていません。あらかじめ本が出ているなら映画で見るよりも本で読む方が好きなのです。映画で見ると、2時間に収められているわけですから、なんだか断片的に、主人公のいい部分だけを見せられているような気がしてしまうのです。最近の映画は長いですが、長いのは椅子に座っているのがしんどいです。それなので、まず小説を読んで、それでも見たいと思ったら劇場に行きます。その方が、それぞれの登場人物の気持ちが楽しめるからです。偏見だと言われたら、そうなのかもしれませんが。

 ハリーポッターは、本が家に全巻揃っているものの、まだ一冊も手をつけていません。ハリウッドのアクション映画は、あまり自分から見たいと思いません。(見たらそれなりに楽しめるのですが。)ジブリは、好みが分かれるのでテレビで見ればいいやと思ってしまいます。「耳をすませば」や「魔女の宅急便」「天空の城のラピュタ」は好きですが「もののけ姫」「ナウシカ」「となりのトトロ」はあまり好きではありません。(そして他は見ていません。)

 そして映画は後でビデオになるけど、芝居は一回コッキリだなぁと思うと、やはり映画を観に行くお金で芝居を観たいな〜と思ってしまうのです。

 でも「ドラえもん」は何度でも映画館に足を運びたいです。価値観の違いです。


嶋子 |MAILHomePage

My追加