ヒビノタワゴト〜2nd Edition
宝塚雑感
宝塚を観に行ってきました。星組公演「プラハの春/LUCKY STAR」
知らなかったけど、前日公演が「音響装置の故障」でぶっつぶれたんだとか
運が良かったとしかいいようがない。

「プラハ〜」はつらかった(苦笑)
原作を読んでいたので、これをどうやって1時間半の舞台にまとめるのか
興味があったのですが・・・
やっぱ説明的セリフに頼らざるを得ない状況。
それに時間を取るシーンが違うんじゃないのかと>谷センセ
色んなエピソードが全部ボコボコと乱立しているような感じで
全然一つにまとまってないような気が。
今回はゴルチェが衣装協力しているんだけど
1968年のプラハにあんなアバンギャルド(死語)な服もねーだろと
たーたん、とうこちゃんの衣装がかなりキテたな。
あの時代の東欧にいる西側の外交官だからといって
仕事でエメラルドグリーンとかオレンジのスーツ着るか、ゴラァ。
(宝塚にリアリズムを求める私が一番いけないのだが)

制作サイドへの文句は多々あれど
タータンは結構カッコよかったし(でもやっぱ地味だなぁ)
あきちゃんも健気で可愛らしかった。
(カテリーナに健気のファクターは余りないような気もするが)
タータン、あきちゃん、とーこちゃんと歌える人が多いので(みんな雪出身)
かなり安心して観てられたかも。
さえちゃんの稲村はしどころのない役だなぁと
何かもっとテレザとのつながりみたいなものを表に出して欲しかった。
しかしこの人は顔ちっちぇーな(羨)
とーこちゃんも痩せちゃって目だけがかなりギラギラしてた。
でもそこらへんにヤンの生き急いでいる感じが現れててよかったかも。

そして、本日のめっけもんはねったん!
ほとんどカーテン前にしかいなかったけど
ほんとど不気味に笑っているだけだったけど
かなりカッコよかった・・・ていうより、惚れた(笑)
一番最初の登場シーンでライトが切れる瞬間の表情に。
今回の役は東ドイツの特務機関の役で色濃い悪役なので
笑顔なんざ全く無く、出るたんびに「ニタっ」とした笑いを顔に貼り付けて
消えてくんだけど、それがよかったのだよ!
ショーでもねったんばかり観てしまった・・・非常にヤバい状態。
ハマってしまった・・・かも。

ショーは楽しかった。とくにラス前の大階段を使った男役だけのダンスを見て
「やっぱ宝塚はこうでなきゃな」と強く思った。
TOPコンビのデュエットはやっぱ組み慣れてる相手だからなのか
かなり安心して観ていられたかも。
衣装替えの関係で難しいのかもしれないけど
あきちゃんの登場は袖からじゃなくてセリ上がりして欲しかったかなと。

宝塚を生で観たのって5年振りぐらいなんだけど
今の星組、やっぱ知ってる生徒さん、余りいなかったなぁ(当たり前)
せいぜい正副組長(ジュンコさん、ゆずみさん)位かな。
今TOPとか専科にいるスターさん達は新人公演演じてた頃とか
ヘタすっと初舞台の頃とかを知っているから
子供を見るような感じがある。
それなのにねったんにハマってしまうとは・・・
きっとこういうのって
母親が息子の同級生に久しぶりに会って
その成長振りにときめきを覚える

みたいなのと一緒なのかもしれないと思ってしまった(苦笑)
また行きたいよぉ〜







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2002年07月27日(土)
 
昔の今日はこんな日♪


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