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| ≫2007年12月22日(土)≫ |
War Horseナショナルシアターにて、ぎりぎりで購入できた立ち見チケットで観てきました!第一次世界大戦の時代、アルバートという青年と、馬のジョーイの物語。とにかく、1幕目が始まって、10分後くらいから号泣。嗚咽するのを堪えるのが大変なくらい。こういう、戦争がベースにある、どことなく不穏な雰囲気漂う作品って、仕合わせなシーンほど、後の事を考えちゃうと切なくて、悲しくて、どうしようもなく、泣ける。ジョーイが少しずつ、青年に慣れていく様子と、青年の嬉しさや、必死さが、本当に本当に、美しくて、暖かくて、涙が溢れて仕方なかった。思いっきり、ジジを思い出してしまった。 何と言っても、等身大のパペットで出来た馬が、その動作や鳴き声も加わって、素晴らしかった!馬そのものだった。その表現力!!芸術的なほど、アブストラクトでいて、リアルでもある。木と布で出来たパペットであるはずなのに、毛並みや、熱や、匂いまで伝わってくる。舞台ならではの表現に、ひたすら感動してしまった。美とは正にこのこと。 ああ、本当に、どうして言葉にして良いかわからない。書きたいことがありすぎる。馬が好きすぎて、困る!なんと愛おしい!なんと愛おしい!!ナオは、この舞台が心から大好きだったのだけど、その大きい理由の1つが、物語の終わりにある。ネタバレになってしまうけど、1幕目が終わって休憩中、ナオは絶対にこのストーリーでハッピーエンドはありえないと思っていた。覚悟すらしていた。何よりも大切に育てた馬を、軍に借り出され、その後すぐ、預けた先の軍人が死亡したとの知らせを受けて、青年は自ら、生死のわからなくなった愛馬を求めて、戦地へ向かう。 このシリアスな流れで、ああきっと最後はどちらかが死ぬか、両方死ぬか、せめて一目だけでも、会えれば良いのに、と絶望的だった。続きを観るのが哀しすぎて嫌だった。だけど、物語は巡り巡って、最後、視力を無くした青年の、嘆きや絶望や諦めを孕んだジョーイ、というつぶやきに反応した、今にも殺されそうな状況のジョーイ。なんだかもう、涙ぼろぼろこぼしながら、手を合わせて本気で祈ってしまったよ。気づけ気づけ気づけ気づけ気づけ!!!って。ここでもし、青年が気づかずジョーイが殺されていたら、ロミオとジュリエット上等、大悲劇にて、終演。なんて救いようのない、戦争のトラジティー。だけど、気づくの。ちゃんと。どんなにそこにリアリティーが無くたって、理想主義的であったって、何が悪い!ちゃんと、2人を又出会わせてくれた、その脚本に、ナオはまず拍手を送りたい!有り難うを言いたい!本当に、本当に本当に、良かった!!! この物語を、舞台で観れたことにも、ナオは感動する。映画やテレビの、映像的リアル、ではなく、観客もその場で一緒に体験する、ナオ達にとってのリアル。ジョーイと一緒に戦渦をくぐり、青年と一緒に愛馬を探す。実際に、目の前で繰り広げられる物語。その、舞台的、リアリティーがあったからこそ、ここまで感情移入して、観てしまったのだと思う。生の舞台の、最高の魅力! ああ、観られて良かった!とてもとても、心に残る舞台だった!!今年1年色々素晴らしい舞台を観て、年の瀬最後に、ドカンとこんなにも素晴らしい舞台に出会えて、仕合わせすぎる!お馬が、大好きすぎる!!これ、舞台のまま、映像化しないかなあーーー |
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